10/26 ヘルパーさんの悲鳴

 

◆10/26(金) 朝8時過ぎ

「キャー!」・・・(母のヘルパーさんがお風呂で叫ぶ)

 

「どうしたんですか?」・・・(私)

 

「シャワーを出す方にしちゃって・・・」

 

「あれまー! お水、降ってきましたか!スミマセン、

シャワーを手前に向けてたことに気づきませんでした」

と、ヘルパーさんの頭や背中をタオルで拭くわたし。

 

ヘルパーさん・・・「私もボーっとしながら、ここの家

の蛇口はいつもピカピカだな~なんて思いながらレバー

を動かしたとたん、上から浴びてしまいました・・・。

ボーっとしてたもので・・・」

 

「そういうこと、私もよくありますよ」

「不意打ちなもんで、びっくりして思わず叫んでしまい

ました」

「そうですよね、びっくりしますよね」

 

 

普段なら、私がお風呂のシャワーの出口を浴槽側に向け

るのだけど、その日は他のことをしていて、その作業を

省略してしまった。私の準備・確認も足りなかった。

 

その時間、ベランダの排水溝を掃除していた夫に

「〇さん、ヘルパーさん来る時は、お風呂のシャワーは

手前に向けないようにしておいてね。別の向きにしてお

いてね。ヘルパーさん、今、浴びちゃったって」

 

「あ、そう。ごめんごめん。僕もそういうこと、よく

あるよ」

「わたしもある、ひゃーって思わず声が出るよね」

 

 

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※母の体を清拭してもらうので、お風呂にバケツ2つ

置いてあるので、それにお湯を入れてもらう。

終わったら、使用したタオル4枚(上半身用、下半身

用、各2枚ずつ)を洗ってくださる。

 

 

 

若々しいのは 俺!

 

この日も、なじみのお客様の楽しいお話伺いました。

最初の部分しか書けませんけど・・・

なじみの〇さん・・・最初に来ていろいろお話なさった

なじみの△さん・・・あとからいらした

 

〇さんと△さんが会うのは本日初めてです。

 

△さん曰く

「自分は伊奈の県活(けんかつ=埼玉県民活動総合セ

ンターの略)でいろいろ講座受けたり、楽器を弾いた

り、地域でも中心になってリーダーシップを取ったり、

今もいろいろ活動してます。人生100歳時代ですから。

自分はまだまだこれからも頑張って活動していきます!」

 

「失礼ですけど、△さんは今おいくつですか?」・・・(私)

 

「もうすぐ78です。まだまだ若いです」

 

「そうですね」

 

もう一人の〇さんが・・・

初対面の△さんに向かって話しかけた。

最初に掛けた言葉がこれ ↓

 

「私は、あなたより1つ上なんですが、どう見ても僕の

方が若く見えますね」

 

 

え、何を言い出すの?・・・と私の心の声・・・

 

あはは

これには、だんだんスタッフ4人とも同意も否定もでき

ず、くすくす笑うだけ・・・。

 

 

「そんなことはない。僕はいろいろ活動して若々しい

ですよ。あなたは介護をなさっているんですか?」

 

 

「ええ、家内を介護してますが、介護と言えるほど

一生懸命やってるわけではありません。まあ、なる

ようになるさ・・・くらいに、奥さんの好きなように

させてるというか、適当に手を抜いてやってますよ」

 

 

それを聞いてて・・・私は思った。

 

男の人って、いくつになっても女の人にカッコいい

とこ、見せたいんだなぁって・・・。

 

スタッフはくすくすくす・・・笑うしかなかった。

 

10/22 ショートステイから帰る

 

第三日曜日は、わたくし、あるところで40人分のカレ

ーライスを作るボランティアをしているので、毎月第

三日曜日をはさむ4日間は、普通の家(小さい施設)に

母を預けます。(ショートステイ)

 

午後3時半に行って撮影してみました。

母は、行きと同様「ひつじ巻き」をしていました。

(笑)

 

 

看護師さんにお茶を飲ませてもらっています。

お茶を飲んだら、まもなく帰る時間です。

ショートステイ最終日。

お世話になりました

 

本日の看護師さん

 

 

ねえねえ、な~に作ってるの?・・・(私)

コロッケです。  ・・・(介護師Sさん)

へー! コロッケ手作りするの?

はい

すご~い!

(入所者の〇さん=男性)コロッケ好きだって言

ってたんで、作ってます。

すごいね、手作りするんだ。そこらへんで買って

きてもいいのに・・・偉いね。

先日、誰かの実家からジャガイモ、たくさん届いた

んで。

そうか、偉いね。手作りだとおいしいだろうね。

明日、〇さんお帰りになるんで、好きなものを作って

あげようと思って、リクエストもらいました。

そうか、喜ばれるわね。

 

 

 

 

バスケをして、190cm超えてすくすく育ったSさん

お料理上手だし、まめだし、優しいんだよね。

おばあちゃんに人気があるんだよね。

 

午後4時前

介護タクシーの運転手オーさんが来ました。

玄関のスロープを降ります。

 

ほら、普通の家でしょ。

 

あ、薬局の方がお見えになりました。

他の入所者さんのお薬を届けにきました。

 

 

 

ゆっくり降ります。

お母さん、膝をちゃんと閉じて!

 

 

 

 

サヨナラ~ お世話になりました~

 

はい、写します! ポーズとって~!

は~い!

 

 

 

はい、家に到着

 

 

今夜は、十四夜

・・・なんて言葉はないか。

明日は十五夜  満月ですよ~!

 

介護のプロも自分の親には・・・

 

あの頃だん・だんにいつも連れてきた2歳の孫、

今では小学2年生になりました。

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◆数週間前のこと

東口だんだんに、書類を届けに行ったら、そこに、

さいたま市のいきいき長寿なんとかかんとか・・・という

課のスタッフが2名お見えになっていた。市内の介護者

カフェをあちこち見学されている・・・とのこと。

 

無知な私は、そのいきいき長寿なんとかかんとか課が

どこにあるのかも知らなかった。浦和の市役所の中だ

そうな。

 

私の隣に座っていた大宮東圏域シニアサポートセンター

(=地域包括支援センター)白菊苑の〇センター長に

「一般の私なんかは地域包括支援センターや、区役所の

高齢介護課と直接関わることはあっても、いきいき長寿

とは直接関わることはないですよね・・・」と聞いたら、

「そうです」って。

地域包括がいきいき長寿にご相談することはあるけど、

一般の人は直接いきいきに関わることはないとのこと。

 

で、無知のついでに、わたくし、いきいき長寿や地域

包括支援センターのセンター長に気軽な気持ちで質問

してみた。

地域包括支援センターやいきいき長寿の方は仕事上い

ろいろ知識があるから、ご家族の介護の時はバッチリ

ですね・・・と聞いたら

 

(1)センター長が

うちはまだ介護の状態ではなんですけど、職員の中には

仕事でやってても、自分の親にはできない、自分の親の

対応が一番難しい、やさしくできない・・・と愚痴って

いる人いますよ・・・って。

 

(2)いきいき長寿の若いスタッフが、

「僕のおばあちゃんは90になるんですけど、大腿骨骨折?

をして先日退院してきたんです。うちの母が今後のことも

考えてそろそろおばあちゃんの身辺整理しなくちゃいけな

いと、あれはどこ?これはどこ?って聞くんですけど、な

かなか優しく聞けないみたいで、だいたいいつも僕が呼び

出されるんです。

 

おばあちゃんと娘より、おばあちゃんと孫の関係は距離が

あるので、僕も優しく聞けるし、おばあちゃんの方もゆっ

たり思い出して答えられるんです。

母がおばあちゃんに言うと、感情が入ってしまい、やさしく

聞けないし、おばあちゃんも混乱したり怒ったりして・・・。

その度に僕が呼び出されるんです。

おばあちゃん、あれはどこにあるの?どこにやったの?と

僕が聞く係りなんです。

 

母は三人兄弟で、母も兄弟も介護関係者(ケアマネを含む)

なのに、他人にはああした方が良いと指導する立場でも、

いざ自分の親に対しては優しくものが言えないようで、

あっちの部屋でおばあちゃんに怒ってるんです。

通帳、どこやったの!! 印鑑は!!

って怒鳴ってるんです。 アハハ」