9/10 救援の電源車、稲光

 

9月10日は、旅日記の他に書きたいことがあと2つあります

 

1・・・高圧応急用電源車

栃木から東北自動車道を東京方面へ車を走らせている時、運転手

(夫)が言った。「前の車は災害用の電源車だよ。きっとこれか

ら千葉県へ助けに行くんだよ、3台とも。車の前を見てごらん。

復興支援とかなんとか書いた紙を貼っていると思うよ。千葉は今、

停電で大変なところがあるから」

岩手県ナンバーで 釜石と書いてあったり、花なんとかと書いて

あったり。

「高圧応急用電源車」と側面に書いてあります。

 

夫は左車線から真ん中の車線に移動した。

私は一生懸命、隣を走るトラック(=電源車)の正面(お顔)

を振り返った。なんか、白い垂れ幕をつけていた。復旧支援

と書いてあった。

暑い中、岩手から千葉までご苦労さまです。お気をつけて!

 

/////////////////////////////////

2・・・すさまじい、ほんとうの爆撃のような雷、稲光。

 

神殿の垂れ幕が上から下まで真っ二つに裂けた・・・。地が揺れ動

き、岩が裂け・・・というような場面を想像してしまった火曜日の

すさまじい雷。

月が出てるのに、

雨なんか降ってないのに・・・すさまじい雷鳴が轟いた。

 

まだ、ここは雨が降ってない。

おまけに・・・

南の空はお月様まで見えているのに、カメラ持ちながら、

爆撃のような激しい、絶え間ない雷の音を聞いている。

写していてすごく不思議だった。

他の方角の部屋に行ってみます。

 

この暗さが普通の暗さ。いつもの風景。

でも、この日は太い稲妻が地上を裂くのを何十本も見た。

撮影は全然間に合わなかった・・・残念!

カメラを持ちながら雷鳴ると怖くなって「キャー」って

逃げちゃったし・・・

 

地雷のようでマンションまで揺れる、ホントに揺れてない?

雷がどかんどかん破裂して、雷が東西南北・・・全方向で地上

に落ちて・・・まるで戦場のようだった。

 

家の中にいても・・・家の中にまで雷と稲光と爆風が火を伴っ

て入ってくるような気がして・・・家の中にいたのにキャーっ

て飛び跳ね、台所へ逃げた。ずっとずっと鳴り響く雷鳴・・・

おわりそうにない雷。外からも「キャー!」の声が聞こえる。

 

雨が降ってきた。

やんだ・・・雨が降ってきた・・・やんだ・・・繰り返し。

相変わらず、どかんどかん、ピカピカ、大地が白くなったり

黒くなったり、地上がさく裂して・・・やかましいこと・・

このうえなかった。

 

9/10 栃木県庁

 

夫は、大谷(おおや)資料館へ行く前に、食べるところはここに

しようかなと、道路沿いのレストランを漠然と決めていた。

 

わたしは・・・夫にこう言った。

宇都宮に来たら、わたし、食べるところはいつも県庁の横の素敵な

レトロな洋館なんです。福祉レストランで、障がい者が頑張って働

いているところで、健常者のおとなが運営しているところ、食事も

安くておいしいし・・・もごもごもご・・・

 

なんで、最後、言葉が・・・しぼむの?? ・・・(夫)

 

そんなにしょっちゅう宇都宮に来るわけではないけど食事はいつも

あそこなんですけど・・・もごもごもご・・・今日もそこで食べた

いんですけど・・・。

 

アハハ 宇都宮のこと、しょっちゅう来てるから詳しいと思われた

くないのね。じゃあ県庁に行くか! 駐車場はあるかな?

 

車で来たことないから場所は知らないけど、県庁だもの、ないわけ

がない。

 

ううう! こんな狭い通りから入るのかい?

そう。並木道。

 

 

 

うん、ちょうど目の前が栃木県庁

右の茶色い建物が今日これから行きたいレストランがあるところ。

駐車場は県庁の建物に向かっていくと「P」の表示があった。

 

駐車場は地下へ

目の前、積乱雲がにょきにょきにょき・・・

ここを通っている時に、夫が「駐車場は群馬県庁とどっちが

すごい?」って聞いてきた。

「群馬県庁! 群馬県庁では自動的に車が移動するから駐車場を

見てないもん。駐車場に関しては群馬県庁の方がすごい!」「こ

っちは、イオンかイトーヨーカドーの駐車場か、さいたま赤十字

病院の駐車場みたい」

 

当たり前だけど、ほとんど車が「宇都宮」ナンバー

昭和館

大谷石(おおやいし)と栃木県の材木で、

す~っばらしいロビーとなっています!!

県庁の庭・・・すばらしいお庭です。

なんだかヨーロッパのお城の庭みたい。

本館の最上階=15階(ここを県庁では、いちご階と書いてある)

とにかく日本一の生産量のいちごをあちこちにPRしたいみたい。

 

本館の最上階にレストランはありますが、この画像の左に

見える「昭和館」=昔の県庁・・・の1階で、福祉レスト

ランをしています。私は宇都宮に来ればこちらを利用して

います。

気温は36℃・・・日差しがんがん!

県庁前の芝生で・・・お昼にバレーボールをしている人たちが

います。夫は・・・「こんなに暑いのに・・・熱中症になって

しまうよ、若いなぁ~」と感心したり、あきれたり・・・。

 

福祉レストランでは、障害をもった若い方々が、元気にお仕事

しています。

 

 

県庁前の道路がすごく狭いんです。ですから、慢性的な渋滞ゆえ

道路拡張工事をするらしいです。

 

県庁の中に入ったとたん、すばらしい!と唸ったほどの建物です。

さ、大宮に向けて帰ります

///////////////////////////////

あああ・・・いいな~。

埼玉県庁の中に入ったことないけど、外観からして古くて、耐震の

ために、バツバツバツ支えで固めた、どこかの古い校舎みたいなん

だよね~。

/////////////////////////////////

■私のお気に入りを見つけた!!

栃木県庁で見つけた箒(ほうき)

ふふふ、わたし、ほうき好きなの。大好きなの、座敷ぼうき!

 

どこに売ってるんだろう?? 売ってなかった。

 

 

いいのを1つ買って大切に使うと20~30年くらい持つと

いうので、ほんとうは欲しいんだけど・・・。

また行った時の楽しみにする。

ネットにはいろいろ載っているけど、どこも作り手が高齢

者なので、早く求めないといけないな~とは思ってる。

いいものを・・・長く使う。

 

たたみの感触が好き。母の部屋も他の部屋もカーペット敷

きつめではなく、本当は・・・いぐさにしたいくらいなの。

 

9/10 大谷石(おおやいし)の巨大地下空間

 

 

 

(栃木県)宇都宮インタ-チェンジで下りる

 

稲刈り

大谷石(おおやいし)文化が息づく宇都宮

大谷資料館と呼ぶより、大谷石(おおやいし)資料館

の方がわかりやすいのですが・・・。

 

気温は12℃くらいだから、上着を持ってきてくださいとネッ

トに書いてあった。外は36℃の暑さで、日差しガンガン!

まさに真夏なのだが、登山用の上着をちゃんと持っていった。

正解!

11℃とか、12℃の中に1時間もいたら、からだがすっかり冷え

切ってしまいますね。上着を着てちょうどいいくらいだった。

 

上からポタポタ水も落ちる。あらかじめゴアテックスの帽子を

かぶり、首にタオルを掛けておいた。・・・これも正解。

入ったとたん、冷蔵庫の中のよう・・・

最初は涼しいで済むが体がすぐに冷えてしまう。ゆっくり見た

いから最初から上着を着て入った。

 

今日は社会科見学の子どもたちがいなかったから静かにゆった

り見られた。

夫は初めての訪問、私は2度目。(1人で来たことがある)

上から見下ろした夫・・・あまりのでっかさに圧倒された。

まさに・・・地下の巨大空間。

黒いのは天井に開けられた穴?

 

オブジェが飾ってある

 

ただいま、11℃

今年の12月の1週間 假屋崎(かりやざき)省吾さんの

催しあり・・・というポスター

 

天井のずっと向こう側に穴・・・

外の様子が望遠レンズを通して見える

 

「すごいのを掘ったよね~」と私が言ったら、

夫は、「すべて金のためだよ、金になったんだよ。

掘るたび金になったんだよ。すごいね~!!」

 

外は36℃くらいだし、中は11℃くらい。

蒸気が見える

階段の下に、(タモリさんが船で渡った)川がある。

暗いのでカメラを向けても写らない・・・

 

ずっと向こうの天井に風穴があいている(あかりとり?)

 

大谷(おおや)は地名

大久保っていう石材店が、帰りに宇都宮駅方面へ向かう時に

いくつかあった。

はい、階段いっぱい上がって・・・地上へ

途中から気温が高くなってきて、ムーッと蒸して

メガネが曇った曇った。

サルスベリ

きりんの家と同じ葉と同じ実  なんだろう

 

このあと、いっぱい宮環と、駒生という字が出て、地名かな?

なんだろう?と話していたら、跨道橋(こどうきょう)にフ

リガナが振ってあった。

「駒生(こまにゅう)」は地名だった。電柱に「駒生町」と

貼ってあったのを途中で見つけた。

夫が「ここ宇都宮だから、宇都宮の環状線のことを宮環って

いうかもしれないよ」・・・と言った。

さきほど調べたら、正解でした!

「宮環(みやかん)」は宇都宮環状道路の略なんですって。

 

9/9 岩槻にもあります、介護者カフェ

 

人形博物館に行ったわけではなく、岩槻駅前のワッツという

複合施設の中にあったPRの旗を撮影

 

岩槻小学校の近くまで、炎天下、歩いていきました。

日差しガンガン、おまけに湿度も高~い。

気温は36℃くらいあるが、歩道の照り返しは40℃以上

あるのでは? 暑い暑い一日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花瓶敷きと、ボトルケースを編んだもの

 

9/7 世界アルツハイマーデー記念講演会

 

9月は、世界アルツハイマー月間。

9月21日は、世界アルツハイマーデイ

各県でいろいろな催しが開催されると思います。

 

埼玉県では9/7(土曜日)に記念講演会があります。

(あと10/6も催し物あります)

今日(9/7)は朝から蒸し暑い。暑い暑い、最高気温 34℃

朝から暑いぞ。じっとしてても汗がじわーって出てくる。かなり蒸す。

明日は32℃   明後日36℃  しあさって35℃・・・ああ、やだなぁ。

浦和駅前パルコ

パルコの8階に図書館。

9~10階に、さいたま市のコミュニティセンターがある。

パルコの1階のエレベータ前で大勢のお客さんの一人としてエレベ

ータを待っていたら、「ズッコケさん!」という声。

鹿児島(さつま町)出身の事務局のオーサンが会場案内のチラシ

を上に掲げながら、「こっちのエレベータは混むから別の場所、

後ろのあっち側のエレベータを使った方がいいよ。あっちから行

くの」・・・と教えてくれた。

「はい、ありがとうございます」

9階に着いたら、今度はいろいろな場所(要所要所に)オレンジ

の目立つTシャツを着たスタッフが立っていた。

「ご苦労様です」

受付にも知り合いがいっぱいいた。

 

代表の花俣(はなまた)さんには「知ってる人にだけ “だん・

だん”のイベントのチラシを配っていいですか?」というお願い

をして、許可をいただいた。

 

認知症の人と家族の会埼玉県支部は、本日、川越の斉藤正身先生

をお迎えしました。

テーマは「介護と医療を結びつけるリハビリテーションの役割」

 

 

 

スタッフはオレンジのTシャツを着ている人が多くて、顔が

明るく若々しく見える。埼玉県内各地から世話人さんが応援

に来ています。

 

真ん中は、認知症の人と家族の会埼玉県支部の前々回の代表

Hさん。

(Hさんが埼玉県支部代表の時は、わたくし、未加入だった)

Hさんは、このあと私の所へ寄ってきて・・・

「ズッコケさん、私、また介護が始まってしまったわ」

「どなたの?」

「夫の・・・」

「大変なんですか?」

「いえ、一人でゆっくりならできるの。ただ、依存症が出て

きて私がいないと不安でしょうがないらしいの。今日みたい

に出かけようとするとそれを察して・・・大変なんだわ」

「そうですかぁ。Hさんももう80くらいになったのではあり

ませんか?」

「そうよ、今年80になったわよ」

「無理なさらないでくださいね。介護者の方が倒れちゃうこ

とありますから」

「うん、わかってる」

 

開催30分前に撮影、このあとびっしり埋まる。

私は早く来て座席を取っていたのだけど(三人掛けの机の上に荷物

を1つ置いて、その机はまるまる私のね・・・のつもりだった)が、

早い段階で座っていなかったものだから、始まりそうな時間になって

いざ座ろうとしたら知らない人の荷物が1つ置いてあった。

3人掛けなのに2人分しか席が取れない状態になっていて、友人2人に

その席に座ってもらった。

ありゃま、私はどこのすきまに座らせてもらおうか?もうほとんど

埋まっている・・・どこか空いてない?

お世話好きの(家族の会の)スタッフが探してくれて、「こっちこ

っち」と・・・来賓の人と向かうあう机の真ん中が空いているのを

見つけ(=つまり1番前のテーブル)、「ここに座ってね」と。

来賓の前なんかイヤだわ・・・と思ったけどしかたない。両隣はまったく

知らない人だった。

 

昼食も食べるチャンスがなくて、次第にお腹が空いてきたのだけど、

まんぷくでもないのに、朝から暑かったからなのか、講演会の最中に

何度もこっくりこっくり寝てしまった。〈大丈夫、ご来賓の方々は、

みんな、映像が見える別の場所に移動なさったので)

斉藤先生は全国各地で講演されている(らしい)ので話し慣れていて

大変おもしろかったけど、(私が)途中何度か寝てしまった。水分不

足だったかな。最初に水分摂ればよかった。お茶持っていたのに・・・。

///////////////////////////////////////////////

 

レジメの最後の部分をそのまま引用します

家族にとっては・・・

もし歩けるようになったらどうしよう・・・

退院後、不安を解消する有効な介護サービスの活用!

地域のサービス整備状況は?

地域の認知症に対する理解は?行政の取り組みは?

住民主体の支え合う体制は?

家族に対する認知症ケア指導も!

このような取り組みは、1人あるいは1つの医療機関ではできない!

 

◆たとえ障害があっても、再びその人らしく生き生きとした生活が

できるように!!

 

◆特養には備蓄がある。デイケアには備蓄がない。

 

◆困りごと1位は、買い物が不自由。

デイケアの運転手は、ドーナツ勤務と言って朝夕だけ働く。

 

そういう人に、「買い物支援バス」の運転手になってもらう。

2017年2月~本稼働。

住民アンケートの結果、バスや電車の本数が減って「スーパーに行

くことが大変」という困りごとが1位!

通所リハビリで空いている時間を利用して、車両とドライバーを無償

提供。

/////////////////////////////////

 

わたくしが印象に残ったことばや内容は・・・

◆「たとえ、認知症があっても、回復をあきらめない」

つまり、認知症があってもなくても、リハビリの効果は変わらないよ。

(・・・リハビリを続けることが大事ってこと)

 

◆デンマークの施設で、100歳を超えた(認知症の)男性が、施設の見

学者の前に(突然)しゃしゃり出て、このように説明した。

「ここは友人に会い、協力的な雰囲気の中で、新しいスキルを習得する

ための場所です」

 

とかく、日本では、提供する側は、利用者さんの昔とった杵柄(きね

づか)を引き出そうとしたり、幼稚なことを提供している・・・とこ

ろがありますが、提供する側の自分(=斉藤先生)としてはその話を

聞いて、うしろめたさがありました。

オランダでは、認知症本人が(100歳にも関わらず)、この施設は新

しいスキルを習得する場所・・・と言ってることにかなりのカルチャ

ーショックを受けました。

 

(目指すものが・・・見えてきた・・・と思った。

ああいうふうに思える施設を作りたいと思い、今頑張っています。

行政も医療も地域の人も巻き込んで!

・・・と斉藤先生はおっしゃっていました)