2/4 富士山先生からのご案内

 

いつか富士山先生をケアラーズカフェだん・だんに

お呼びしたいな~と思いつつ、実現できていません。

富士山の話になるとすごく幸せそうなお顔でお話が

止まらなくなる先生です。すごく楽しそうに次から

次にお話ししてくださいます。

だから、介護者も介護のことをしばし忘れて、聞き

入ってしまう、その時間だけでも幸せな気持ちにな

れる・・・いい気分転換の時間になると思うのです

が・・・。

 

私が「富士山先生」と呼んでいる田代 博先生からの

メールを下記に記します。どうぞご覧ください。

 

田代先生は地図の専門家です。長い間、高校の地理

の教師をなさって、その後大学でも地理を教え、日

本地図センターの所長?や相談役をなさっています。

一番有名なのは、今の時期、ダイヤモンド富士の時

期にはひっぱりだこ、奈良の大台ヶ原や京都、福島、

八丈島からの遠望(えんぼう)富士山の話題の時に

は、新聞やテレビ、ラジオにもお名前がよく登場し

ます。

アサイチや富士山に関わる番組にも登場したり、E

テレの高校地理講座の講師もなさっていました。

 

あの~いったい何の関係があるの?って思われる

かもしれませんが、埼玉との関係はおおありです。

先生の奥様は大宮の大門町のご出身なんです。

今はないけれど、昔、耳鼻科の娘さんだったよう

です。奥様のいとこさんが今、当時の耳鼻科のそ

ばで別の病院をしています。いとこさんの病院名

をいうと、だいたいの人は「ああ、あそこ」と言

うので、昔から知られている病院のようです。

 

で・・・私と先生の関係は・・・うちの息子が

先生の教え子です。

そして、展望の山旅ツアーの講師をなさっていた

田代先生は、私の山登りの先生でもあります。

朝日旅行の登山ツアーで講師をなさっていた先生

にくっついて、私は長野県茅野(ちの)の近くの

守屋山(もりやさん)、鹿島槍ヶ岳、燕(つばく

ろ)岳、福島の吾妻山(あづまやま)、いろいろ

な山に登りました。

 

2月23日を「富士山の日」と最初に名づけたのは

先生が率いる「FYAMAP エフヤマップ」=山の展望

と地図のフォーラムというグループなんですよ。

そのあとに、静岡や山梨の市町村が、2月23日を

富士山の日と名付けたという経緯を先生から伺っ

ております。

 

さて、富士山先生(=田代先生)からのお知らせ

を下記に記します。どうぞご覧くださいませ。

 

◆2月23日富士山の日のイベントです。

http://www.jmc.or.jp/event.html

ご紹介願えると幸いです。

よろしくお願いいたします。

※ 予防接種を受けたのにインフルエンザ

にかかりました(^_^;)。

田代 博

 

1/30 だん・だん

 

 

 

 

 

 

 

 

情報を知りたいと。お見えになる方もいらっしゃいます

 

 

 

 

 

 

 

じっくり話をお聞きすることもあります

 

1/26 越後湯沢へ

 

2019/1/26   7:00

7:30

家の近くのよそんちの庭で、福寿草が並んで咲いているのを

朝、発見!

へ~ もう咲いているのかぁ。こんなに寒いのに「春」なの?

風は強いけど、福寿草は「風」より「日差し」を感じるのかし

ら??

 

今日から4日間15000円、JR東日本の大人の休日倶楽部

のチケットで、JR東日本圏内なら新幹線(自由席)乗り

放題(指定席なら4回まで乗られる)チケットで日帰りの

旅に行きます。

ホントは泊まりたいけど、今月は9日も母をショートステ

イに預けてしまった。では、そのショートステイをこちら

の日に合わせれば良かったが・・・先月の時点でこの期間

にチケット販売ということを・・・すっかり忘れていた。

というわけで・・・

私だけ、さっと新幹線に乗って、さっと帰ることにした。

それでも十分に気分転換にはなる。

 

どこへ行こうかな?

 

9:27  上越新幹線で高崎駅付近通過  あさまやま

 

 

長いトンネルを抜けると、うそのように雪国。

半端ではない豪雪地帯。

 

越後湯沢の人の雪は・・・ロマンなんて言ってられないなぁ。

 

女の人も屋根に乗って雪下ろししていた。あっちでもこっち

でも雪かきしていた。

過酷だなぁって思ったのよ。

 

こう思うのは・・・私も歳をとったんだと思う。子どもの頃

は札幌で毎日毎日雪かきしたけど、今、毎日「介護もして」

さらに「雪かき」できるかなあって首を傾げてしまった。

大変な作業だぞ~。ここ(越後)の雪は・・・重たいもの。

半端な降り方ではないし・・豪雪地帯と言われている地域。

 

それに、高齢者や、認知症高齢者・・・雪の中で徘徊しよう

ものなら・・・死に直結だなぁ~。

わたし、今、在宅で介護しながら家の周りの雪かき(重労働)

なんか絶対にできないわ・・・と思った。今の生活に雪かき

も加わるんだったら、冬の間、親は施設に預けるだろうな。

あれもこれも一緒には無理。

そこまで自分一人で頑張らなくていい。

介護と雪かきと育孫は一緒にできないよ~。

 

 

10時 越後湯沢駅前

雪がしんしんと穏やかに降っているのではないの。

かなり・・・斜めに降っている。

駅ナカも、駅前も、人は多い。すごく多い。日本人も

外国人も、大人も子どもも・・・すごく多い。

 

「今年の雪は多いですか?」

「普通かな? いや、ちょっと少ないかもしれないなぁ」

「これでも少ない方なんですね」

 

 

道路標識(看板)見えない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カメラが濡れるので、あまり撮影したくない・・・

 

ちょっと駐車すると、あっというまにこんなふうになる。

 

悲しいかな、落書き

 

 

 

新幹線の高架下だとカメラが濡れないので、高架下の

つららを撮影

 

 

 

 

上から下までつらら

 

 

 

 

雪の降り方が激しくて、視界があまりない。

まっしろ。

 

 

 

 

 

看板が雪に埋もれ、読めない

 

 

 

道路は水を絶えず流しているので、小川のせせらぎの中を

歩いているような場所もあるし、車の往来があれば、歩道

(といってもあまり雪かきもしてない雪の上)を歩くしか

ないし、つるっつるに凍っている道もある・・・

 

私は、大宮出る時から長靴で来た。ズボンのすそで隠して。

ま、隠したことになってないが、雪や氷、絶えず流れ出る水

に備えて。

ついでに、滑り止めのゴムを2つ持っていって、新幹線を降

りてからつけた。こうすると滑らない。

 

ただの防寒靴だけだと、越後湯沢の道路では融雪パイプで水が

出ているから濡れちゃうんだよね。駅周辺の地図をもらった観

光案内所にも長靴を売っていた。・・・やはり地元の人は膝ま

である長靴を履いて、対応しているんだなって思った。

 

 

 

 

 

今日は、越後湯沢着いてすぐに、観光案内所へ。

初めて「山の湯」を目指す。

「最初に、温泉かい?」って言わないでね。今回の目標は

そこなの。笑わないでね。ただただ、介護から逃げたかった。

年末から子どもの家族が集まって賑やかにやり、自分にご苦

労さん・・・とどこかへ行きたかったが、咳がひどくて1週

間寝込んでしまった。まだまだ鼻は出るけど元気になった。

さー、雪を見に行くぞー!

 

 

雪が斜めに降るから、歩きながら自分がどんどん白くなって

行くのが分かる。ジャケットは登山もスキーもできるような

ゴアテックスの素材なんだけど、下もゴアテックスにするこ

とを忘れていた。「山の湯」に毎日入りにくる地元のおばあ

ちゃんは、ゴアテックスのズボンに、ガッチリ長靴を履いて

いた。越後湯沢ではああいういでたちがいいんだな・・・と

学んだ。

 

昼まだが気温はマイナス2℃。これが普通なんだろうなぁ。

これに風が吹くと・・・すごく寒いし、雪がついて自分が

どんどん白くなるのが分かる。

 

雪の中も含めて15000歩くらい歩きました。疲れた・・・

ここちよい筋肉痛ではありますが・・・足の付け根がじんじ

んしてきます。明日は・・・どうなるやら。足が上がるかし

ら。

 

◆おもしろいもの、見っけ!

 

 

 

 

 

 

今日はおもしろいものを見つけました。

ペットボトルを利用した「自動ドア」

よく考えたなぁって感心しました。

もう1つおもしろいのは こちらデス

 

 

つづく

歯科衛生士:清水さんに会いました!

 

2018/11/9、だんだん講演会の時に講師をしてくださ

った歯科衛生士の清水さんに、1月25日偶然再会しま

した。ほのぼのホームきりんの家で。

えええー!

その節はどうもありがとうございました!とご挨拶。

 

 

 

 

ちょうど口腔ケアが始まったばかりです。

最初は黙って遠くで見ていたのですが・・・

 

同席してもよいですか?

撮影してもよいですか?

清水さんだけでなく、ご利用者の男性に許可

をいただきました。

 

ご本人に撮影許可をいただきました

 

歯ブラシで歯と歯の間を磨いて

 

 

口腔用ウェットティシュで、歯の汚れを落とします

口を開けることを嫌がりません。

舌の汚れもふき取ります。

水は全然使いません。

でも、よく見ると、口腔用のジェルが入っていますね。

 

 

ご自分の歯だそうです。すごい!

清水さんが、「お元気な頃どんなに歯の手入れをなさっ

ていたかが分かります」・・・とおっしゃっていました。

 

 

今度はスポンジで・・・

歯科衛生士:清水さんの手際がいいので、全然拒否

なさいません。素直に口を開けていらっしゃいます。

 

 

上手な人にやってもらうと、気持ちがいいのでしょうね

 

 

お口のうるおいジェル (刺激の少ないお口の保湿剤)

 

 

全然話が違うんですけど、先日、わたくし髪を切りに

行きました。この十何年、決まったところに行くので

すが、そこはカットする男性は馴染みの人で人柄もよ

く、とてもうまいのですが、(そう、髪を乾かす時に

ドライヤーをかけてくれることもあるのですが、しら

ずしらずに寝てしまいそうになるほど、とろけそうな

触り具合なのです)、ですが、頭を洗ってくれる若い

人たちは、少々難あり・・・1年で1人くらい上手な人

に当たればいいかな?と言うような感じです。

髪を洗うのは、まだ新米さん、成長途上の若いスタッ

フがやってくれます。若いけど、すごくうまい人もい

ます。センスの良い人か、気をつけて洗ってくれてい

る人でしょうか。

型通りの言葉をかけ、多少爪が当たったり、圧が強す

ぎたり弱すぎたり、調節が下手といいましょうか、首

筋にお湯をかけてくれる時もへただなぁと思うこと、

しょっちゅうあります。なかなか上手な人に当たりま

せん。それが修行の最初の道だから我慢してねってと

ころでしょうか。

 

で、今年になって、「髪を切りたい!」とまた思う時

期が来ました。ところが、風邪をひいて(=インフル

エンザではないが)数日寝込んでしまってだいぶ治っ

てきた頃に、無性に髪が切りたい・・・と思ったので

す。でも、今までのように大宮駅近くの馴染みの美容

院に行く気力・体力が全然湧いてこない。

 

しかたない、家のほぼ隣の(昔床屋、今、理美容院)で

我慢するか。そこは夫や孫や、今在宅介護をしている母

が元気で歩けた頃に利用していた理美容院。体調悪い時

や明日突然イベントがあるって時に私も数回利用したこ

とがある。

そこでカットしてくれる店長は、うちの息子と同じ年齢

で、その方のお子さんは、なんと!うちの孫と生年月日

がほぼ同じ。(正確に言うとたった一日ちがい)

で、カットのうまさは・・・というと・・・床屋さんの

カットなので、私はいつもちょっとがっかりする。

 

私としては十何年通っている美容院の(今、指導者にな

ってる人)の方がうまいと思うし、ツーカーだからいち

いち言わなくても適当にやってくれるのがいい。

だけど、今回は駅まで行く体力がなかった。ほぼ隣の理

美容院で妥協した。

 

が・・・今回行って、ちょっと考えが変わった!

 

頭を洗ってくれた年配の男性(数年前にここに配属され

たらしい・・・)が、私の基準ですが洗髪部門1位か2位

に相当するようなうまさなのだ。

 

聞けば、今年の目標は、「まごころ」なんですって。

 

世の中にこれほど洗髪のうまい人がいるのか~!とホン

トにうっとりするほどだった。ああ、私、とろけてしま

いそう・・・とホントに思ったもんね。

手加減・・・というか・・・頭の触り具合・・・誠に

お見事でした!!

 

ということで、考えちゃったの。

今度からどうしましょ。

カットはその美容室を代表する上手な人(しかも馴染み

の人)、しかし頭を洗うのがへたくそな、発展途上の新

米さんが主に洗髪を担当させられる美容院が良いのか、

カットは床屋ふうなんだけど、頭を洗うのが最高にうま

い人のいる、ほぼ家の隣の理美容院へ行くのが良いのか。

 

あはは、悩むほどのことではないか、どうでもいいか。

自分の体力、体調に合わせて、適当に決めればいいか・・・。

 

今回、予期せぬチャンスが来て

歯科衛生士の清水さんの施した実際の口腔ケアをまじか

で見学できた。

ひとつも拒否せず素直に口を開けているきりんの家の利

用者さんを見ながら・・・わたし・・・思ったもんね。

 

自分は上手って思っているプロはいっぱいいるけど、

やっぱりプロの中でもホントに上手な人っているのよね~

そういう人にやってもらった人(今回は口腔ケアをやって

もらった人)は、しあわせだよね~。

 

今回、べらべらしゃべるわけでもないし、おべっか使う

わけでもない、けれど明るい清水さんに、手際よく歯の

ケア、舌のケア、(水を使わない)をしてもらっている

この男性(=利用者さん)、きっと美容院での私のよう

に、とろけそうになるほど心地良かったのではないか、

と思う。

 

こんなふうに、まごころ込めてケアをしてもらえる時間

をもてて、きっと嬉しいだろうな。しあわせだろうな。