朝日新聞 2024年8月14日夕刊の、介護に関する著書のご案内
をここにそのまま引用します
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自分を犠牲にする介護 正解ですか?
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『義父母の介護』
翻訳家・エッセイスト 村井理子さん
義父母との日々を記録
「家族だから」 否定する心とケアしてしまう現実 赤裸々に
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一歩進んでは二歩下がるような介護生活を続けるうち、ついに倒れた村井さんは思う。〈自分を犠牲にして成り立たせる介護って、正解ですか?〉
それなのに、その後も介護の中心にいるのは村井さん。夫の親ですよね?
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村井さんにとって「家族」という言葉は重たい。だけどやっぱり手が動いてしまう。頭と体がちぐはぐだ。これが介護やケアを実践する人のリアルなのだろう。
だからこそ、村井さんのこの言葉を胸に刻みたい。
〈嫁だから介護に参加してあたりまえ、母親だから育児をしてあたりまえ、家族のために自分を犠牲にしてあたりまえ。そんなあたりまえを潰していきたい〉