6/5 また皮がむけた

 

6/3に、車椅子へ移乗する時に、母の左腕を持ったら皮が

むけたことは先日書きました。

6/5の昼間、なーんもしなくても、今度は右腕の皮がむけ

ていました。なーんにもしなくても皮がむけちゃうんだ

から、しょうがないよね。触る前に気付いたので血だら

けにはならず、処置できました。

というわけで、これが両腕の処置が終わったあとです。

まだ黒い皮が見えます。あれが破けるのも時間の問題

なのかな。毎日処置してあげるから、どーんと来い!

 

 

皮がそのまま残っているので、治りが早いです。

6/5 西口だん・だん

 

本日のだん・だんは、こんなふう。

 

絵は昔のカレンダーのお気に入りを取っておいたもの。

左から、上高地(かみこうち)、ケンタッキー州の牧場、

スイスのどこか、八ヶ岳倶楽部(=柳生さんちの林)

 

 

 

6/4 久しぶりに表皮が破れた

 

うちの母は、皮膚の表皮がすぐに黒くなってしまう人で、

なにかの拍子にこの皮が破れること・・・とても多し。

虐待でもなんでもなく、本人の体質である。

ちょっと触るだけで、黒くなるし、すぐに破ける。

施設にもそういう体質の人がいるし、うちに来る訪問介

護(=ヘルパーさん)のお客さんの中にそういう体質の

人が時々いるって言ってました。

 

ちょっと触っただけで、ペローリと剥けてしまう人がい

るらしい。うちの母もそういうタイプ。

自分の片方の手で、反対側の腕を触って、皮がむけて血

だらけになってしまうこともある。ほんとにちょっと触

っただけで皮が破れ、血だらけ。

 

最初は私も慌てたけれど・・・

私もいつものことだから慣らされてしまった。対処法も

訪問看護の人に教わっているので、今では全然驚かない。

返って、デイサービスの人の方が慌てる。デイサービスの

看護師さんは結構大げさに思うらしいが、母はそういう体

質で毎回毎回の破れに騒がなくていいってこちらが伝えて

いる。

処置法は、私のやるようにやってくださいと、ワセリンと

ガーゼ、穴あきプチプチビニール、筒状の包帯など渡して

いる。

 

◆久しぶりの血だらけ

昨夜は、新しく届いた車椅子(レンタル)に乗せようと母

の腕を持ったとたん、ニュルッと気持ち悪い感触がした。

うわっ!と思ったら・・・私の手も、母の腕も・・・血が

したたり落ちて・・・まただ~と思った。

母は認知症がひどく、痛みに鈍感になってるので、全然痛

がらない。ま、それはそれでありがたいことだね。

私が全然慌てないから、母も気づかないのかもしれない。

 

新しい小さい尿取りパッドを母の腕の下に置いて、自分は

手を洗いにいく。

コップに水を入れ、洗面器を持って、母の部屋に行く。

さっきの尿取りパッドの上に洗面器を乗せ、母の患部をき

れいに洗う。泡の石鹸つけて患部を洗い、コップの水をか

けて流す。ティシュで拭き取り・・・ワセリンつけてプチ

プチ穴あきビニールを巻く。その上にガーゼを乗せる。

それでもまだ血が出てくるので新しいアンネを巻き、その

上を筒状の包帯で覆った。

毎日この作業を繰り返すと、きれいに治る。

 

ただ・・・他の箇所もいくつか黒く膨らんでいるから破れ

そうだね。時間の問題か・・・。

 

ただね、ご飯をしっかり食べているから治りが早いの。

卵も2~3個あげちゃう、牛乳もしっかり飲んでもらう。

体質はしょうがないから、しっかりご飯食べて、自然治癒

力をつけようね。

高齢者の中には、こういう体質の人、いるんです。

歳をとるとどんどんこういう皮膚になる人。

施設にもいるでしょ。それは虐待ではないんです。こういう

体質の人、いるんです。だから、施設にたま~に面会に行っ

て、施設の対応が悪いなんて思わないでくださいね。

 

私なんか、寝たきりの母を少しでも動かしてあげようと、腕

の上げ下げしたり、曲げ伸ばししたり、車椅子に乗せたり下

ろしたり、寝たきりの体を少しまっすぐに寝かせようと動か

したり、車椅子の横に母の腕が引っ掛かってるから上げてあ

げようとか・・・世話を焼くたびに、母の腕を触るたびに、

あとからこうやって知らぬ間に腕が黒ずんでしまうの。

毎日いろいろ世話をやいてあげてる証拠なんです。

で・・・さっきも書きましたが、本人がやってしまうことも

ある。

ま、とにかく、栄養のあるものしっかり食べて、体の中から

治しましょう。

当の本人は・・・ちっとも痛くないようで、痛みを全然訴え

ません。ほっ。

これは、破れてから一日経った腕の様子。

 

5/27~ 鹿児島へ

 

鹿児島の報告をします。

なぜ鹿児島か???

NHK大河ドラマ「西郷どん(せごどん)」が放映されて

いる昨年行きたかったがなかなか実現できず、今年にな

ってしまいました。

わが家に来てくれるヘルパーさんの一人が鹿児島出身。

そして、認知症の人と家族の会埼玉県支部の世話人の

うち、お二人のふるさとが鹿児島だったので鹿児島の

お話、この3人からしょっちゅう聞かされていました。

私もいつか鹿児島へ行ってみたいな~とずっと思って

いたのです。や~っと来られました。

(もう一つ偶然ですが、わが家に来てくれるヘルパー

さんと、認知症家族の会の世話人の一人がたまたま高

校の同級生と判明。お互いに旧姓でしか分からないし、

私は結婚後の名前しか分からなくて・・・最初は確か

められませんでした)

今、息子が熊本で仕事をしてますので、まずは鹿児島、

つづいて熊本を巡りました。

 

今日は、鹿児島のご報告です。

名所旧跡というより、自分勝手に行きたいところを決め、

ゆったりゆらゆら街中を歩きました。

 

 

 

 

 

城山(しろやま)への近道

ここ、急な坂

 

途中から私のすぐ後ろを歩いていた学校帰りの女の子

=一番上のマンション方面に帰る小学生の女の子に、

「おうちから桜島見える?」と聞いた。

「はい」

「ここの細い道から城山に上ったこと、ある?」

「はい」

「じゃあ、ここから上れるのね」

「はい」

 

ものすごい急勾配の傾斜地に建つマンションの入口付近

から、急に道が狭くなる。この先は道がなく、階段となる。

 

正面は階段の始まり

左はマンションの駐車場へ

 

 

 

ここから上がる人は少ないかも。

誰にも会わなかった。

階段の段差は非常にゆるやかなものの・・・

こういう階段が延々と続く

おまけに、雨上がりで湿度が高くムーッとする。

さすが鹿児島。

汗びっしょりで上がる。ああ暑い! 風が吹かないかしら・・・。

 

イヌガヤの大きな実があちこちに落ちていた。

 

(午後4時頃)やっと見晴しがいい所へ出られた。

正面は桜島

ここでは風も吹いてきた。

階段はあともう少し!

階段の最後の最後でお出迎えしてくれたのが、ヘビ。

写す暇なく、さーっと草むらへ隠れてしまった。

ホント、鹿児島らしいわ~。

 

そして

(城山)一番上の駐車場へ着いて、最初に見た車のナンバーが、

なんと!

大宮ナンバー!

アハハ、ここ、何県?

あとにも先にも鹿児島で大宮ナンバーを見たのはここが最初で最後。

鹿児島の人は、「大宮」ナンバーって何県か分からないだろうな~。

 

南国らしく、樹木がものすごく大きい。湿度が高~い。

 

クスノキ

(そうか、クスノキも、木へんに南かぁ)

 

中央のピンク?の三角屋根は水族館です

鹿児島は大都会ですね

 

城山は、観光客の他に、標高100mちょっとなので地元のおじいさん

・おばあさんの手軽な散歩コースになっているようです。

こちらの遊歩道は広くてなだらかで、階段がなくて、歩きやすい道。

 

桜島と錦江湾(きんこうわん)でございます。

 

 

崩れた箇所、いっぱいありました。

以上、西郷隆盛の終焉の地、城山(しろやま)でした。

 

◆鹿児島の観光案内をそのまま載せます

城山は市街地の中心部に位置する標高標高108mの小高い山で、クスの大木やシダ・サンゴ樹など600種以上の温帯・亜熱帯性植物が自生する自然の宝庫です。遊歩道での散策も楽しめ、市民の憩いの場ともなっています。
展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望でき、天気の良い日には遠く霧島や指宿の開聞岳も見えます。また、夜景が美しいことでも有名です。城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡が多く存在します。 昭和6年に国の史跡・天然記念物の指定を受けました。 (県推奨森林浴の森70選:野鳥・植物観察コース)

 

 

かごしま近代文学館・メルヘン館

 

鹿児島市立美術館の周り

美術館は月曜日お休みで、お堀(鯉がいる)の清掃を

していました。

中央少し上に西郷さんの銅像が見えます

 

中央公園・・・桜島の噴火を表したモニュメント

 

てっぺん、お水がチョロチョロ湧き出ている

広くてゆったりした公園

 

 

交差点やバス停のそばに、こういうモニュメントが

いっぱいあるので、歩いてて楽しい。

その横に解説してくれる(のぞき)箱があるのだが・・・

太陽光発電の装置がその時間動いてなくて、その理由が

夕方なので動いてないのか、太陽光が不足だったのか分

からないが・・・全然作動しなかった。(残念)

 

 

市営のちんちん電車、これはしゃれてる車両。

電車の線路の周囲は、芝生。

 

風向きによっては桜島の灰が当たり前に飛ばされてくるらしい。

鹿児島だよね。

 

克灰袋

 

ある交差点で

 

あっちゃん号 (あつひめ)

 

高見橋(という名前の橋)の途中にある「母と子の群像」

 

 

鹿児島中央駅(=九州新幹線の終着駅)アミュプラザの観覧車

 

せごどん号

鹿児島中央駅前のモニュメント(若き薩摩の群像)と

バス停の長い一本行列

(左側にたくさんのバス停がある)きれいに一列に並んで

待っている。

 

駅前や東口は大都会、鹿児島中央駅

 

駅の真上にあったら大人だって観覧車に乗りたくなるよね。

2台だけ全面ガラス張り(底もガラス張り!)の観覧車が

あるらしい。「待てば乗れますよ」と言われたけれど・・・

怖いから普通のに乗った。

500円/人  15分間。

楽しかった~!

お天気が良いと、開聞岳(かいもんだけ)も見えるらしい

が、この日は小雨がやんでよかったわん・・・というお天気。

翌日の予想は快晴。

明日の朝、乗った方が良かったかも。

 

この観覧車には何と床も天井もベンチシートまでもが透明な

「シースルーゴンドラ」を2個設置。高い所が大丈夫な方は、

高さ約91mのスリルを是非ご体感ください・・・と書いてある。

 

 

甲突川(こうつきがわ)

 

遠くに桜島

 

ホテルロビーの降灰予想図

 

観覧車の夜景

本日は、15000歩 歩きました。