2019年12月26日 今日は女の人がリハビリをしに
来てくれた。うちのひつじ母(はは)の場合、男の
人が好きだとか、女の人だからいいとか全然なくて
その時のあたまの冴え具合に寄る。
その時、眠たければしかたなくやってる・・ってな
感じ。
先日、訪問診療のお医者さんが来た時は、初めから
最後まで全部グーグー寝ていた。昼夜逆転してしま
っているようで申し訳ありません・・・と私がお詫
びした。まったくーっ!
よそ行きの顔もないもんだ・・・
今日は、起きているだけ・・・まし・・・
重度の認知症、四肢麻痺(ししまひ)もあるから、
自分でリハビリの大切さなんか分からないし、家
族がついてないと、リハビリなんかしない。
「痛いです」「やりたくないです」「ありがとう、
もういいです」「ちょっと風邪気味だから、もう
結構」と言いそう。
認知症になってもじょうずに回避する術とか、人
を試すという術(すべ)だけは・・・なぜか持っ
ている。つまり、目の前の人は自分の言うことを
聞く人間か否か、ちょっと言えばすぐに自分の希
望通りにしてくれる人かどうか。やりたくないと
言えばすぐにやめてくれる人か否か・・・という
ことだけは・・・なぜか・・・知っている。
でも、ここに、家族=私がいれば・・・わがまま
を言っても無駄というのを知っている。
ある意味、ずる賢い。(笑)
ベッドの端に座る練習
かかとをついたままで、爪先をあげてみましょう。
うちの母・・・言われた意味が分かってないかも
しれない・・・
ひざに体重をかけられるかどうか、やってみましょう。
マスクを外したら、とってもきれいな作業療法士さん
でした。目が・・・特に・・・きれいな人でした。
最後の最後に、やっと母にも笑顔が出てきた。
いろいろな箇所をマッサージしてもらって体中の血流
がよくなって、やっと目が覚めたのかもしれない(苦笑)。