9/7 世界アルツハイマーデー記念講演会

 

9月は、世界アルツハイマー月間。

9月21日は、世界アルツハイマーデイ

各県でいろいろな催しが開催されると思います。

 

埼玉県では9/7(土曜日)に記念講演会があります。

(あと10/6も催し物あります)

今日(9/7)は朝から蒸し暑い。暑い暑い、最高気温 34℃

朝から暑いぞ。じっとしてても汗がじわーって出てくる。かなり蒸す。

明日は32℃   明後日36℃  しあさって35℃・・・ああ、やだなぁ。

浦和駅前パルコ

パルコの8階に図書館。

9~10階に、さいたま市のコミュニティセンターがある。

パルコの1階のエレベータ前で大勢のお客さんの一人としてエレベ

ータを待っていたら、「ズッコケさん!」という声。

鹿児島(さつま町)出身の事務局のオーサンが会場案内のチラシ

を上に掲げながら、「こっちのエレベータは混むから別の場所、

後ろのあっち側のエレベータを使った方がいいよ。あっちから行

くの」・・・と教えてくれた。

「はい、ありがとうございます」

9階に着いたら、今度はいろいろな場所(要所要所に)オレンジ

の目立つTシャツを着たスタッフが立っていた。

「ご苦労様です」

受付にも知り合いがいっぱいいた。

 

代表の花俣(はなまた)さんには「知ってる人にだけ “だん・

だん”のイベントのチラシを配っていいですか?」というお願い

をして、許可をいただいた。

 

認知症の人と家族の会埼玉県支部は、本日、川越の斉藤正身先生

をお迎えしました。

テーマは「介護と医療を結びつけるリハビリテーションの役割」

 

 

 

スタッフはオレンジのTシャツを着ている人が多くて、顔が

明るく若々しく見える。埼玉県内各地から世話人さんが応援

に来ています。

 

真ん中は、認知症の人と家族の会埼玉県支部の前々回の代表

Hさん。

(Hさんが埼玉県支部代表の時は、わたくし、未加入だった)

Hさんは、このあと私の所へ寄ってきて・・・

「ズッコケさん、私、また介護が始まってしまったわ」

「どなたの?」

「夫の・・・」

「大変なんですか?」

「いえ、一人でゆっくりならできるの。ただ、依存症が出て

きて私がいないと不安でしょうがないらしいの。今日みたい

に出かけようとするとそれを察して・・・大変なんだわ」

「そうですかぁ。Hさんももう80くらいになったのではあり

ませんか?」

「そうよ、今年80になったわよ」

「無理なさらないでくださいね。介護者の方が倒れちゃうこ

とありますから」

「うん、わかってる」

 

開催30分前に撮影、このあとびっしり埋まる。

私は早く来て座席を取っていたのだけど(三人掛けの机の上に荷物

を1つ置いて、その机はまるまる私のね・・・のつもりだった)が、

早い段階で座っていなかったものだから、始まりそうな時間になって

いざ座ろうとしたら知らない人の荷物が1つ置いてあった。

3人掛けなのに2人分しか席が取れない状態になっていて、友人2人に

その席に座ってもらった。

ありゃま、私はどこのすきまに座らせてもらおうか?もうほとんど

埋まっている・・・どこか空いてない?

お世話好きの(家族の会の)スタッフが探してくれて、「こっちこ

っち」と・・・来賓の人と向かうあう机の真ん中が空いているのを

見つけ(=つまり1番前のテーブル)、「ここに座ってね」と。

来賓の前なんかイヤだわ・・・と思ったけどしかたない。両隣はまったく

知らない人だった。

 

昼食も食べるチャンスがなくて、次第にお腹が空いてきたのだけど、

まんぷくでもないのに、朝から暑かったからなのか、講演会の最中に

何度もこっくりこっくり寝てしまった。〈大丈夫、ご来賓の方々は、

みんな、映像が見える別の場所に移動なさったので)

斉藤先生は全国各地で講演されている(らしい)ので話し慣れていて

大変おもしろかったけど、(私が)途中何度か寝てしまった。水分不

足だったかな。最初に水分摂ればよかった。お茶持っていたのに・・・。

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レジメの最後の部分をそのまま引用します

家族にとっては・・・

もし歩けるようになったらどうしよう・・・

退院後、不安を解消する有効な介護サービスの活用!

地域のサービス整備状況は?

地域の認知症に対する理解は?行政の取り組みは?

住民主体の支え合う体制は?

家族に対する認知症ケア指導も!

このような取り組みは、1人あるいは1つの医療機関ではできない!

 

◆たとえ障害があっても、再びその人らしく生き生きとした生活が

できるように!!

 

◆特養には備蓄がある。デイケアには備蓄がない。

 

◆困りごと1位は、買い物が不自由。

デイケアの運転手は、ドーナツ勤務と言って朝夕だけ働く。

 

そういう人に、「買い物支援バス」の運転手になってもらう。

2017年2月~本稼働。

住民アンケートの結果、バスや電車の本数が減って「スーパーに行

くことが大変」という困りごとが1位!

通所リハビリで空いている時間を利用して、車両とドライバーを無償

提供。

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わたくしが印象に残ったことばや内容は・・・

◆「たとえ、認知症があっても、回復をあきらめない」

つまり、認知症があってもなくても、リハビリの効果は変わらないよ。

(・・・リハビリを続けることが大事ってこと)

 

◆デンマークの施設で、100歳を超えた(認知症の)男性が、施設の見

学者の前に(突然)しゃしゃり出て、このように説明した。

「ここは友人に会い、協力的な雰囲気の中で、新しいスキルを習得する

ための場所です」

 

とかく、日本では、提供する側は、利用者さんの昔とった杵柄(きね

づか)を引き出そうとしたり、幼稚なことを提供している・・・とこ

ろがありますが、提供する側の自分(=斉藤先生)としてはその話を

聞いて、うしろめたさがありました。

オランダでは、認知症本人が(100歳にも関わらず)、この施設は新

しいスキルを習得する場所・・・と言ってることにかなりのカルチャ

ーショックを受けました。

 

(目指すものが・・・見えてきた・・・と思った。

ああいうふうに思える施設を作りたいと思い、今頑張っています。

行政も医療も地域の人も巻き込んで!

・・・と斉藤先生はおっしゃっていました)