今月、いつそのテレビを観たか覚えてないのですが、一人暮らしの認知症が入った高齢者の家に、デイサービスの送迎をしている事業所の施設長が泥棒に入ってましたよね。
びっくりしました。
別の所に住んでいる息子さんが設置した見守り君というカメラに一部始終が写っていました。
朝、高齢の利用者さんの家に、「デイサービス」の車に乗って施設長がお迎えに行きます。自分の所にデイサービスに来ている高齢者、その人の家のカギのありか(=高齢者の上着のポケットの中)を知っている施設長。なんと!高齢者の上着からカギを持ちだし、高齢者が自分のデイサービスに来ている時間内に高齢者の家に行きカギを開け、物色する様子がテレビに出ていました。
観ていてゾーッとさせられました。
金目の物はないような雑然とした家でしたが、例えば引き出しから時計やネックレスを見つければ、スマホで撮影してこれはいくらぐらいのものか調べて、価値がないと分かるや引き出しに戻す。少しは価値があるかな?と思ったらズボンのポケットに入れる。そしてデイサービスの帰りの時刻、30分くらい前には施設に戻る。
そして、また高齢の利用者さんを施設の車に乗せてその高齢者の家に送り届ける。
この施設長、きっとよその一人暮らしの高齢者の家でも前科ありますよねー。
見守り君がなければ、離れた家族はあの人(=施設長)はいい人と思っていた・・・とのこと。
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リビングに置いてある見守り君にカバーをかぶせ、侵入する人が現れるかもしれません。
一人暮らしの親の家にも上から目立たないような監視カメラが必要になる日が来るかもしれません。
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そういえば、ずっと以前、何年も前、同じマンション内の別の部屋番号に住んでいる認知症の親を見守るために部屋の上にスマホを設置したら、親が昼間っから真っ裸になっていて「1人で何やってるんだ?」と、50代の子どもさんが苦笑したと言う話を聞いたことがあります。
知らない方がよかったということもありましょう。
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こんなひどい例は、ほんの一部だけだといいですね。
デイサービスの施設長が泥棒なのではなく、泥棒がデイサービスの施設長をやっていた・・・ってことですね。