2024年4月10日の朝日新聞朝刊 くらしより
「能登半島地震 あのとき医師は」
「在宅医として① 高齢者の衰弱が速い」
この記事の中で心に残った部分をそのまま引用します(以下の青字)
紅谷(べにや)さんとは、在宅医療専門の医療法人オレンジ(福井県)の代表(47歳)
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「医療が届いていない」。そう感じると同時に紅谷(べにや)さんは、高齢者の変化にがくぜんとした。走って避難所に逃げてきたのに、丸2日じっとしていたためか、歩くのも大変になり動けなくなった人がいた。
在宅医療をしている紅谷さんは、入院をすると生活から切り離されて衰弱が進む高齢者を日頃から多くみてきた。だが、その衰弱の進行の速さに驚かされた。
輪島市の65歳以上の割合(高齢化率)は5割に迫る。
「ここまで高齢化が進んだ地域で、今回のような大災害が起きれば、弱った状態の人が避難所に入ることになる。生活の場に医療を届ける在宅医療が、災害直後から避難所で必要になる」
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生活をするって大事なんですね。