3/16(火)

 

(1)療養デイサービス

母は、3人が定員の療養デイサービスを利用している。

私は、デイサービス用に、母にお弁当を作っている。

夕食の残りを詰めているので苦にならないのと、昨年からコロナ

禍のためいろいろな活動が中止になっているので、私自身に時間

の余裕があり、お惣菜作りを結構楽しくやっている。そういうこ

とを頭の隅に入れながらお読みください。

 

◆先週3月10日(水)の(私の)失敗談

デイサービスのために、既に前夜にはお弁当を作っていた=詰め

ていた・・・が正解。1週間分のお惣菜を平日のどこか都合のいい日

にまとめて何種類も作っているので、お弁当箱がある日はただ詰

めるだけ。

火曜・水曜の連続のデイサービスだから全く同じ中身にはしたく

ない。少しは変化させたいと、水曜のお弁当は追加で1品くらい

簡単なものを作る。それも終えて、お惣菜を入れたお弁当を冷蔵

庫に入れておく。翌朝、おにぎりを1つ作ればいい。

 

なのに10日(水)朝起きた時は覚えていたのに、途中からおにぎ

り1つ作ることを・・・きれいに忘れてしまった。お惣菜入りの

お弁当だけ持たせて「いってらっしゃい!」と送り出した。

 

その日、スーパーにいる時(正午過ぎに)デイサービスのスタッフ

から電話がかかっていたが気づかなかった。その後のメールにも気

づかなかった。1時間遅れで気づいて折り返しの電話をした。

メールには「ひつじさんの主食が入っていないんですけど。どこを

探してもなかったんですけど・・・」と書いてあった。

 

「あはは、すみません。私が作るの忘れました。私も近い将来、母

と一緒にデイサービスにお世話になると思いますのでよろしくお願

いします。今朝は、母、たくさん朝ごはん食べて行きましたからお

昼の主食はなくても大丈夫です。気にしないでくださいね。今日の

おかずだけでも量が多かったでしょ。あれで十分です」

 

◆そして今日、3/16(火)

今日は、忘れ物しないようにしましょう。

 

デイサービスでは送迎はあるのだけど、万が一の時(たとえば救急

車で運ばれて、入院せずに帰ってよいと言われた時や、年末年始や

夜中に急に病院へ行かねばならぬ時、懇意の介護タクシーがあると

いいよね。それには普段から利用してないといけない。だから毎週

火曜日の送りだけ・・・利用している。毎週1回、〇さんの介護タ

クシーの助手席に座って、20分くらいたわいもない話をする。結構

それが気分転換でもあり、よい情報収取の時間でもある。

 

デイサービスの花壇にはチューリップが植えられていた。今年、私は

まだ世話をしていない。いつかアサガオの種を蒔きます・・・と去年

のデイサービスの庭で採れたアサガオの種は向こうに持っていった。

まだデイサービスの庭の手入れまで(私の)気持ちも手も回らない。

 

今日は予想最高気温が23℃だとか。(5月の気温らしい)

私はまだ体調良くないので、迎えに来てくれた夫に連れて帰っても

らう。気分はドライブに行きたいけど今は体が休みたいとシグナル

出していた。

 

車は自宅の駐車場に到着。夫は機械式駐車場に入れる。私は「なん

だか今日はアイスが食べたいね。買ってくるわ」と家に直行しない

で、すぐそばのドラッグストアに行く。

 

近いんだけど1週間に一度くらいしか行かない。卵が足りないとか

牛乳が足りないとかいう時に利用する。先週は、はんぺんやしらた

きがあるかなと行ってみたけどなかった。だから、食材が欲しい私

としては・・・あんまり使えないお店なの。(菓子パンとか今すぐ

欲しい人には向いていると思う)

 

(2)なでしこ姉(ねえ)や とのやりとり

午前11時過ぎ

お店の敷地(駐車場)に向かったら、買い物終えて出て来る人がい

た。なでしこ姉やだ。先週?別の歩道で出会った時は、黒縁のすご

く厳重な花粉症対策メガネに、マスクをして重々しい姿だったが、

今日はメガネをしていない。

 

すごく穏やかな暖かい日だったので、しっかり長話ができた。

なでしこ姉ややカサブランカ姉やは、基本、家にいるのが好きだか

ら、自粛するのは全然苦にならない・・・この1年どこにも行って

ない・・・とのことだった。

あんまり動かないんで、娘さんが30分毎に音が鳴る時計を買ってく

れてそれを身に着けている。30分毎に音が鳴るので(縫い物など)

作業を一旦中断し、その場に立ってみたり背筋を伸ばしたりした。

しかし今では、「勝手に鳴ってろ」・・・と放っている。(笑)

だからなのか、この1年間、こういう生活してたら腰が痛くて、

足も痛くて、階段の上り下りができなくなった。病院に行かない

といけないな~と思ってる・・・と。

 

簡単なヨガ教室に行ってたじゃんないの?・・・(私)

あんなの、この1年行ってないわよ。この頃すごい少人数で再開

したらしいけど行ってない。

 

カサブランカ姉やと一緒にマンションの廊下歩けばいいのに。

 

運動しなくちゃいけないと分かっていても、私はしないの。

カサブランカさんはできるの。それが日課になってるの。

偉いよ。私には真似できないけどね。

 

ふ~ん。そうなんだ。・で、家で縫い物の他に何をしてるの?

 

録画観たり映画観たり、もうたくさん見尽くした~って感じ。

カサブランカ姉やも映画たくさん観てるよ。

私とカサブランカさんは基本、家にいるのが好きだからね。

でも、聞いて。

夫の仕事と、息子の仕事の休みの日が違うから、わたし、365日

朝ごはん作っているの。そして365日夕食を作っているの。それ

も一人は午後6時、一人は午後9時に。一日2回夕食出しているの。

私には休日がなーーい!

おまけに、コロナのおかげで、夫が家にいる土日に私は外に出歩

けない。コロナの前だったら外に出歩くこともできたのに、この

1年、どこにも行かれなくなってしまったのよーー。

 

密を避けて、たまには外を歩けばいいのに。・・・(私)

 

そうはいかない。外は怖い。

 

ふーん、そうなんだ。私なんかよく外に出てるけどね。

 

スミレさんとあなたは外に出るの、好きだからね。

スミレさんも結構あちこち出てるよね。

 

そういえば、あんなに頻繁に行っていたスミレ姉やんちにも行か

なくなったんだって?スミレ姉やが誘っても、なでしこさんもカ

サブランカさんも来なくなったって言ってたよ。

 

うん、家とスーパーの往復だけしかしてないよ。

 

ふ~ん、そうなの。もう少し動いてもいいんじゃないかと外野は

思うけどね。

 

(3)夫はアイスを食べてから(2日に一回の)散歩に行くつもり

だった。だが・・・奥さんはアイスを買いにいったきり帰ってこ

ない。どこまで(遠くの)アイスを買いに行ったのか?1時間く

らい帰ってこない。(笑)

 

なでしこ姉やとバイバイして、私はようやくお店の中に入った。

 

帰宅してアイス1つ食べて、私は休んだ。なんか筋肉痛もあるよ

うな気がする。昨日なにかしたっけ?

 

思い出した。昨夜、午後9時過ぎ、母の足、この日は結局一日中

紫色で冷たかったので、寝る時に重い母の足を持ち、曲げたり伸

ばしたり・・・50回ずつゆっくりやったり、本人も一緒にゆっく

り数を数えた。

ふくらはぎのマッサージしたり、足の指と指を広げたり回したり、

もんだり、足首くねくね運動させたり、1時間くらい費やした。

それでも母の足は、寝る時は冷たかった。

 

今朝起きて、母の部屋に行ってまず足を触ってみたらもうポカポ

カ温かかった。昨夜1時間以上かけてマッサージした甲斐があっ

た。こちらもクタクタになったけど、母の足の血流が戻ってよか

った。その時の筋肉痛があとをひいているのか、今日もだるい。

眠い。

 

夫は大宮公園経由のウォーキングへ出かけた。

 

(3)午後4時ごろ

体が温まって眠気も覚めてやっと私も動けるようになった。

と言っても、外は気温が高く、暑いくらいだそうな。

 

夫は、洗面所の下の荷物を全部移動させて、ごそごそやっている。

洗面所の水の流れが悪い、へんだへんだ・・・と私が常日頃言っ

ていたのを思い出してか、ごそごそやったみたい。そして排水管

のU字のところ?に、なんと!デンタルフロスが引っ掛かってい

たのを取り出してくれたそうだ。そうしたら水が素早く流れるよ

うになった(らしい)。

 

水道屋さん呼ばなくてよかった。ありがとう!

 

お昼抜きで寝て、今頃になってやっとお腹がすいたのでサンドイ

ッチを作った。

新玉ねぎを薄く切って電子レンジでチンすると、そのまま甘いタ

マネギになって食べられる・・・という今朝のあさイチを真似した。

ついでにキャベツも少し切ってチンして乗せた。スライスチーズ

やベーコン、シーチキン、桃屋のきざみしょうが少量、松本のチ

ヨチャンにもらったマル井のあらぎりわさび(=安曇野産)、そ

こらへんにあるもの全部入れたら意外とおいしかった。

 

遅い遅いお昼?を食べながら、夫と、お米屋さんの話をした。

夫の母の家はむかし、和歌山(市)で一番大きなお米屋さんだっ

た・・・親からはそう聞いていた(らしい)。大きな精米機があ

って、たくさんの従業員がいた。

 

夫の母はすごく綺麗な人で背も高く(たしかに綺麗だった)。

若い頃は宝塚へ行ったら?とか言われることもあった(らしい)。

夫が母から聞いたことば・・・だからね。多少の誇張があるかも

しれないし、夫の母の(昔の)憧れや作り話もあるかもしれない

ので、話半分に読んでくださいね。

 

結構裕福なおうちで育ったお母さん、

和歌山のあんな山奥の、農業やってるようなド田舎にはお嫁に行

きたくなかった。きょうだいは女が自分一人と、その下に3人の

弟がいた。(姉弟・・・みんなすごく背が高い。弟は神戸大へ行

った人もいる)

 

自分は、和歌山市内の、それなりに立派な家の、立派な人のとこ

ろにお嫁に行けると思っていた。

夫が大きくなってから、夫の母は、「こんな田舎に来るはずでは

なかった」・・・と後悔するように言ったんだとか。(笑)

 

ま、お嫁に行ってないと、自分は生まれてなかったしな~と苦笑

いする夫。

 

夫は、和歌山(市内)の母の実家=お米屋さんに行くのが楽しみ

でしょうがなかった。当時お米屋さんには、プラッシーというジ

ュースが置いてあって、行くたびに飲ませてもらった。

 

なぜ、こんな話になったかというと、なでしこ姉やとバイバイし

てドラッグストアにアイスを買いにいったわたくし。半額コーナ

ーで、昔でいうとコーヒー牛乳、フルーツ牛乳・・・というのに

目が留まった。1つ買った。

 

私も、小学校の1年だったか3年だったか、冬休みに島根県に行

った時、いとこのユミチャンの家に行くと、牛乳工場やってるの

でユミチャンのおばちゃんから(でっかい)業務用冷蔵庫の中に

あるコーヒー牛乳やフルーツ牛乳をもらったことがある。それを

思い出して、今日、コーヒー牛乳を買った。ただし・・・牛乳瓶

ではなく、ペットボトルの小さい版。

ちょっとの散歩用に、小さいペットボトルが欲しかったのと、懐

かしいコーヒー牛乳、フルーツ牛乳というラベルに目が留まった。

むかしむかし、いとこのユミチャンの家の牛乳工場で飲んだ甘い

牛乳を思い出して・・・素通りできなかった。

 

コーヒーを飲みながらたわいもない会話をし、楽しい時間となった。

 

母の部屋のカレンダー(3月号)にこう書いてある

人間の理解というのは、小さな会話のつみ重ねの中に

生まれていくものなのでは ないだろうか。

三浦綾子