4/4 消防設備点検の日

 

◆消防設備点検の日

何か月かに一度、この点検の日がある。

幸い、昨日パソコンメンテナンスしてくれる近所の若者Sさんが

訪問してくれたおかげで、(その前日までに)家がきれいになっ

ていた。

消防設備点検では、どの部屋にも人が入るから、一応どの部屋も

それなりにきれいにしたつもり。ついでに床にワックスがけもし

ておいた。家は古いがあちこち小奇麗にした(・・・つもり)。

人が来ると、家の中きれいになるもんだね。

 

ただ・・・体が寒い。体調悪い。

目に見えない新型コロナウィルスのおかげで連日テレビもラジ

オも新聞もネットも騒がしい。啓蒙、警告というよりわざと振

り回している感じの内容もある。

 

なんだか・・・体が寒い。

夫が今日はとっても暖かいよと言っても、私は寒い。

とにかく休もう。

こんな時期、病気になれないんだ。私が倒れたらこの家は回ら

ない。枕元に新聞や本を置いて、体を休ませる。しらずしらず

のうちに寝てしまった。

 

ピンポーン!

あ、消防設備点検のスタッフがやってきた。

各部屋を回る。

「火事です、火事です!」と大きな機械音が鳴っても、寝たき

りの母には「これ、点検だからね、大丈夫だよ、すぐに終わる

から」・・・と教えて落ち着かせる。

わが家のベランダには、下の家のベランダへ降りる避難はしご

があるから、それも毎回点検してくれる。

 

それが終わってからまた少し寝た。体が温まった。

 

何時になったろう? 今何時? パッと目が覚めた。

こうしちゃおられない! 髪を切りにいこう!

もしかしたら、この先数か月、外に出てはいけない・・・と

言われる事態に突入するかもしれない。生鮮食料品の購入は

良いけれど、美容院はダメとか言われないうちに行こう!

不要不急ではないからダメ・・・と言われる前に髪を切って

おこう。昨日行きたかったけど、昨日は朝から晩までいろい

ろやることが多かった。今日行こう!

 

4/3 げらげら笑っている(認知症の)母

 

(友人=)松本のチヨチャンが製作した木の実のリース

 

夫が話しかけると、母(=私の母)、すっごくご機嫌。

「お義母さん、今日は珍しくご機嫌ですね。いい夢でも

見たんですか?」

「あれがね、どうのこうの・・・」

母の枕元の真上に飾っている木の実のリースを母は指さ

しながら、なにかしゃべっている。

「むにゃむにゃ あれやこれや・・・だから楽しいの」

 

(・・・結局・・・何言ってるか、ようわからんかった)

 

なんだか知らないけど・・・ずっとげらげら笑っている。

怒ったり、無表情よりは・・・いいわね。

 

 

4/2 いろいろ

 

◆4月2日(木)

2020/4/2  6:34

手前に、うっすら雲があるけど・・・快晴

3/25以来の晴れ(だそうです)

 

◆アマチュア無線の巻

「こう書くところと、交信できた!」

「七宗町」と書いうメモを差し出して、夫は嬉しそうに

そう言った。

 

(アマチュア無線=ハムの話)

「七宗でなんと読むと思う?普通の読み方じゃないよ」

「クイズなのね、普通の読み方ではないってことね」

・・・(私)

 

普通の読み方ではないとしたら、私の子供のころの読み方だ

な・・・なんか、想像できた。

 

「七」を、私はうちの母(=今、認知症の母がまだ若かった

頃の母)から教わったので「ひち」と当たり前に読んでいた。

今でも「ひ」と読み慣れている。

 

ところが正しくは「しち」だということを大人になってから

知った。広島の学生時代かもしれないし、うちの子どもが小

学校の時だったかもしれない。とにかく、私はすごく恥をか

いた。

「え? しち なの?」・・・初めて知ったように驚いた。

 

七宗町は、岐阜県にあり、ひちそうちょう と読むらしい。

ひち・・・と読むんだね。

なんか・・・嬉しい。

 

七は・・・

正しくは「しち」だけど、「ひち」という読む地名もある

んだね。安心した。私は、母の方言で、読み方を教わって

いたのよね。。。

 

◆「すえたにおい」

今朝、母の(排泄などの)世話を終え、車いすに乗せ、リ

ビングに連れてきたら、夫が「お義母さん、なんかにおう。

なんか、いやなにおい」

「おむつは取り換えたよ。どれどれ、くんくん」・・(私)

「すえたにおい・・・しない?」

「え?」

「すえたにおい」

「え? なんて言ってるの?」

「すえたにおい」

「すえた? それ・・・って現代語? 聞いたことないよ。

和歌山弁?」

「そんなことないよ。すえたにおいって知らないの?」

・・・夫は、自分の部屋へ調べに行った。

 

私は、母の体や服に鼻を近づけて、くんくんした。

昨夜、母の半纏(はんてん)の襟の部分に、なんか吐いた

あとの小さなシミがあって悪臭がしたので、昨夜のうちに

お湯を張ったバケツに入れて、石鹸つけてゴシゴシ下洗い

しておいた。

え~? まだどこかににおいが残っているのかな?

くんくんくん・・・どこだろう?

母の服、全部着替えさせた。

車いすのお尻部分や背中に当てているバスタオルも洗った。

母の髪も顔も洗い、お口の中もうがいして、ついでに食事

前だけどしっかり歯磨きもした。

母が前につんのめらないように締めてる青い腰ベルトも洗

った。洗えるものは洗った。

母以外、もう洗う物がな~い。

もうにおい、しないよね。

 

「饐(す)えた匂い or 臭い」

・・・というのは和歌山弁ではなかった。

スミマセン、私が無知でした。知らない言葉でした。

 

夫は、「ぼかー、教養があるからねー」・・・と言った。

 

すかさず、私は

「あなたはそのうち、分厚い本を上下逆さまに持って平然

と本を読んでる認知症ジジイになるかも」と言ってやった。

(笑)

 

◆4/1 今日はエイプリル・フールだよね?

首相が、今頃になって「布マスクを各家庭2枚配布する」

と言ったとき、プッと噴き出した。

欲しかったのは2月や3月の初めだけであって今頃マスク

なんかいらないわ。

 

4/1 そごう大宮へ

 

お久しぶりです。

東京の新型コロナ感染症拡大の影響、埼玉も他人事では

なくなりました。

だん・だんもいつ再開できるかわかりませんが、ブログ

ではできるだけ、楽しい話題をお送りできれば・・・と

思います。

 

◆4/1

夫が言った。

「このところ、毎日〇〇(←私の名)が家にいる。珍しい

ことだ」

「しょうがないじゃない。ホントは新幹線に乗ってどこか

へ行きたいし、車でドライブもしたいし、あちこち行きた

いけど、私としては珍しく静かにしている。なんか自分が

自分でないみたい・・・。毎日三食、お料理してるし・・・」

 

◆4/1(水) ザーザー雨降り

ケアラーズカフェだん・だん(のボランティア)も中止。

雨降りでも、なーんか運動したいな~。

幸い、穏やか~な雨降り。

 

午後2時過ぎ、そごうのとんかつ屋さんへ歩いて向かった。

途中で、傘さしてマスクしてこっちに歩いてくる女の人が

いた。

私は夫に、「あの遠くの目の前の人、顔は全然見えない

けど、▲チャンのママの歩き方に似てない?」と聞いた。

「うん、どうかな~?」・・・(夫)

 

しばらくして、その人は傘をさしてない左手で私たちに

手を振ってきた。やっぱりね、▲チャンのママだわ。

 

こっちは二人ともマスクしてないし背の差が極端な凸凹

夫婦だから、目立つよね。

メガネにマスクしたら曇ってしょうがないので、マスク

はしない。ポケットには入れている。必要そうな場所で

は付ける。(滅多につけないけど・・・)

 

▲チャンのママに笑顔で手を振り返して、また歩く。

そごう大宮の中のとんかつやさんも、やってるかな~。

雨降りの日だし、午後も中途半端な時間だし、お客さん、

すごく少ないし・・・やってるかな~。

なんか、レストラン街、暗くない? 休み??

 

ちょこっと覗いたら営業していた。もう午後3時に近い

から閑散としていた。お店開けててくれてありがとう!

とお店の人にお礼を言った。

「ルミネも土日休みだったし、人が少ないからレストラ

ン街も休むのかなぁ・・・と心配になったのよ」

「そごうさんが休みにしないとこちらは休みませんよ。

ルミネはしばらくの間、土日に休むって書いてありまし

たね」・・・とのこと。

 

食後、8階の本屋=三省堂で、気を付けながら立ち読み

してきた。

1冊買ってきた。ポイント貯まってますか?とダメ元で

聞いてみたら貯まっていたので、それで買えた。

あああ、どこか行きたいけど、半径1キロ以内?近場で

我慢がまん。この本、読んでましょ。

『間違いだらけの洗濯術』・・・洗濯ブラザーズ著

 

本当は、本屋で立ち読みして気にいった本はすぐに図書

館に注文するのが常だけど、今回は3月初めから4月19日

まで図書館も開いてないし、注文したって取りに行かれ

ないし・・・買った方が早い・・・と思ったわけ。

間違いだらけの洗濯しているわが家には、必需品の本か

もしれない。少し家事に目覚めた?夫にも知ってほしい

ので、この際二人できちんと改善したくて買いました。

 

ま、立ち読みで十分の本ですので、皆様、地元の本屋さ

んで立ち読みしてみてくださいね。