
〇君の家のおじいちゃんが育てている庭を見ながら
コキアの前で撮影。
後ろの赤いのはケイトウの花。
このコキア、たった1本なのにでっかい。1mくらい
の高さになってぷっくら膨らんでいる。

車イスに座っても、母、両足をおっぴろげてみっともない。
筋肉がないから、右ももが左に寄らない。
右足がさらに右へ びよーんと広がってしまい、車イスが
うまく通れたとしても、足をおっぴろげているから足がい
ろいろな所にぶつかってしまう。
足を閉じないと危なくてしかたない。で・・ももを閉じて
押さえるために・・・包帯を巻いた。
母・・・いやがるかな?
いえいえ、馬のたずなのように持っている。
へ~、こういう使い方ができるんだ・・とこちらが発見。
いつもは子ども用の浴衣の可愛い紐で結んでいるんだけど、
今日は外に出るから包帯を巻いた。もっと幅の広い紺か黒
の伸び~る包帯があるといいな。
でも、白いから母にも見えやすいようで、たずなのように
持っている。伸びる包帯だから握るのにちょうどいいよう
だ。今度は、もう少し幅の太い、伸びる包帯を巻こう。
どこに連れていっても、愛想の悪い母である。
お医者さんにも誰にも挨拶しない・・・というか無関心。
認知症がかなりひどくなっているんだと思う。
もともと愛想のよい人ではないんだけどね。
夫が言った。
「ぼけても愛想のイイ人っているけど・・・
お義母さんは損な人だな~」って。
あたっているから、反論できない・・・。
くやしい・・・。
黙っててもいいから、にこりとすればいいのに・・・
まったくの無関心だもんな~。
他人にも、とりつくろいができなくなっている。
「死」が近いほうの認知症なんだろうか・・・。
