9/4 西口だん・だん

 

この看板に、だんだんのチラシと10月のイベントのチラシを

貼った看板を一緒にくくりつけてみたいね。目立つように・・・

と地上の出入口で、他のスタッフとあれこれ会話していた。

若い女性がその横を通りすぎ、建物の中に入っていった。

3階が美容院だから、あっちのお客さんだよね。

だって、10時ちょうどだからスタッフがギリギリに来るわ

けないよね。

 

今度は若い男性が建物の中に入っていった。

もう一人のスタッフによると、その若い男性は一瞬立ち止まっ

て私たちを見てから建物の中に入っていったそうだ。でも私は

あの男性も美容院に行く人に違いない・・・と勝手に思った。

 

ま、このくらいでいいか。次回のことは家で考えましょう。

と、看板を置いてから2階へ戻ると・・・

あれ? あれれ?

あの若い男性は・・・学生さんより年上だけど若々しい方は

だん・だんの席に座って、スタッフSさんと明るくおしゃべ

りしていた。

 

あれれ、さっき会いましたよね。

 

ほら見なさい、美容院じゃなかった、ここに来たお客さんだった

じゃないの・・・ともう一人のスタッフUさんから笑われた。

 

スミマセン・・・。若い人が来るような場所じゃないもん、うちの

コーナーは・・・。介護者支援カフェだもん、若向きじゃないもん。

あ~んな若い男性介護者がいるかぁ??

だけど・・・

そういえば、先々週も20代の女性(学生さん)が来たっけね。

 

この男性もネットを見て来たって。ケアラーズカフェだんだんのHP

を見て来たって。

「今日はちょっとどんな所で、どんな人がやってるのか覗きに来た

だけ」・・・と言いながら、2時間半おしゃべりした。

 

男性のあと、85歳のアキサン(ご主人が52歳で若年性認知症になり、

介護保険のない頃に介護していた方、ご主人が亡くなってから数年

前まで(長い間)認知症家族の会の電話相談員をしていた方)が来

たり、大宮駅西口の地域包括ケアシステムのスタッフが来たりで、

若い男性の相談にのるにふさわしい人たちが・・・その日に限って

タイムリーに来てくれたので、話が弾んで、だん・だん終了時間の

少し前まで、みんなで楽しく話していった。

 

若い男の人が・・・こういう「親の介護」のことを話せる人、話し

て分かってくれるような人が自分の周りにいない・・・って。

そうだよね~ まだ若いからね~。

 

今まで「介護」なんか無関心だったけど、僕の周りの友人も「介護」

なんかちっともわかっていない年齢なんですけど・・・身内が突然

変になって初めて「介護」に突入し、戸惑うものなんですね~って

発見したようにおっしゃった。

 

う~、あなた、優しいわね~。

 

今日は午前中お休みとって、午後からお仕事だとか。

そうだね、私たちの介護者カフェは平日のたった3時間だからね。

お仕事している人は・・・来られないよね。

ほんとうによく来てくださいました! ありがとうございました!

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埼玉福祉・保育専門学校のパンフレットより

だん・だんのスタッフが載っている写真を数枚掲載します