断捨離 少しずつ実行中

 

7/18

今、夫は私の田舎(中国地方)の実家に、草刈に行って

くれています。家の庭、中庭、裏庭、畑、墓の周辺・・・

草刈、木の剪定・・・掃除・・・。

今年は中国地方、梅雨がないそうで、青空美しい画像が

毎日のように届きます。うらやましいだろって。

ただし、暑いので昼間の日差し厳しい時の作業は控えて

いるそうです。

 

今日(7/18)は台風の影響で一日中雨降りだそうです。

 

これは、↓ 16日早朝送られてきた画像

7/16

毎年夏に夫婦2人で行って4~7日間、ゴミ屋敷を少しず

つ整理してきます。

田舎の部屋は広くて部屋数たくさんあって、いくらでも置

く場所、隠す場所があるのと、今ぼけてしまい埼玉に連れ

てきて同居している母が若い頃から片付けのできない人だ

ったので・・・知らず知らずの間に、家がゴミ屋敷となっ

ていました。電話では忙しい忙しい!と言うから、それを

(てっきり言葉のまま)信じておりました。

 

毎年行ってはクリーンセンターへ何十キロものゴミを持って

捨てに行ってるけど、まだまだ家の片付けが終わりません。

都会のように小さい2LDKとかではありませんから、業者に頼

む訳にもいきません。莫大なお金がかかってしまうでしょう。

 

食器棚が6つくらいあるってことは・・・買うたびに捨ててな

いで、使わない部屋の真ん中に放置・・・その周りに統一性の

ないガラクタの山々が乱立して重なり、絡み合っている、なん

てこった・・・。

 

一例をあげると・・・

これは、離れの部屋の鍵を開けたら・・・目の前にガラクタの

山があって足の踏み場がない、1つもない・・・ときた。

足の踏み場を作るため、どんどん外へ出している時の写真です。

これをしながら、母に腹が立って腹が立って・・・

ボケたものの勝ちかなぁ~と悔しくて。

どこまで子どもにさせるんじゃ。

 

この右には和室があるのだけど、そこも足の踏み場がない。

まずは、入口に入るために、がらがら引き戸の前の物を外に

出している様子です。田舎はこういう部屋があといくつもあ

るんだよね~、やんなっちゃう。

 

普段、母の介護と育孫して、時々だんだんで仕事して、夏休

みに実家へ行き、海にレジャーにも行かないでひたすら実家

の片付けして、はや9年。

だらしない母でスミマセン!と平身低頭で夫に謝るわたし・・。

 

どの部屋もみんなこんなふうだもんね。やんなっちゃうよ。

腐ったものいっぱいあるし、虫がたかってるし・・・。

 

だから、今、埼玉に住んでいるわたくし、

この7月から断捨離しようと行動しつつあります。私が死んだ

時、うちの子どもに「お母さんの死んだあとの後始末は比較的

楽だった」・・・と言ってほしいから。

だって、子どもだって自分の家族のことで精いっぱいでしょ。

自分の家族を守りたいでしょ。若い人は十分に忙しいんだから

親のことなんかしたくないでしょ。

 

だから、わたくし、自分のもの、どんどん捨ててます。

これは若い頃頑張って作ったもの、思い出に残っているものも

深く考えないで、ゆっくりも眺めないで、(眺めたらダメ、捨

てられなくなるので)、子供の視線で、これ、親から残されて

しまったけれど自分はとっておくかしら?

捨てるね!

ゴミにしか見えない!

・・・と、子供の視点で見ると、スパッと捨てられます。残し

ておいても子供にはガラクタにしか写らない。

今の私が、親の物を見て、または夫から「お義父さんの、お義

母さんのあれ、どうしようか?」と電話で聞かれて、「捨てて

ください。全部!」と言ってるのと同じ。

残しても邪魔、ゴミ。

残したいものはほんの少し、きれいな状態で仕舞うとか、飾る

とかすればイイ。ほんの少しだけね。

 

片付けられる年齢ってものもあると思う。

いつかやるさ。

うんにゃ、やらない、やれない。

歳をとると、片付けられなくなります。

というより、片付けようという気持ちも起きなくなります。

行動できる今のうちに、片付けようと・・・自分に言い聞かせ

ています。これ、大切にしていたから、誰かが守ってくれるだ

ろう?は、考え、甘いな。若い人は写真も欲しがりません。

 

私の場合は書類もどんどん捨てています。

いろいろなイベントのチラシも作りました。片手間でさささっと

できる技量がないもので、時間をかけて苦しんで作ったチラシも

あります。でも今はどんどん捨てています。振り返らないことに

しました。必要に迫られたらまた新たに(苦しんで)作ればいい。

 

ものに溢れた、いえ、ガラクタに溢れた生活を見直し、やるなら

今だ!と思った時に、どんどん行動に移しつつあります。

片付けられる年齢ってものがあるのだと・・・私は思うのです。

 

若い子から「これほしい!」と言われたら、物ならあげてしま

えば助かります。1つ減った。2つ減った。

そういう若い子にほしいな~と言ってくれるような物を持って

いたら最高です。いい物を持っていたってことデス。

 

お金はあげすぎたらダメ。

楽してもらったお金は、若い子だけでなく、誰でもすぐに使って

しまい、消えてなくなります。

 

さ、今までは外見だけ(表面上)片付けていましたが、今度は

本気出しています。

 

先日、旦那さんが何年も前に亡くなって、子どももいない友人が

もう70過ぎたので自分の遺影をどれにするか考えあぐねて、私が

写した過去の写真(自分が自然にいきいきして見えた写真)を遺

影用に大きくしてもらえないか・・・と打診してきました。

そこで・・・わたくし、こう言った。

「悪いけど、誰が遺影を飾るの?飾ってくれそうな人、いるの?」

「姪っ子さんや甥っ子さんとは昔から親密な関係なの?すごくお

世話してあげたの?」

「うんにゃ!」

「それじゃあ、葬式だってやってもらえるか分からないし、葬式

のあとに飾ってもらえない確率の方が高いから、自分が生きてる

間に気にいった自分の写真を自分で眺めてるだけにした方がいい

と思うよ。遺影をこれにしてくださいってお願いしても「はい」

と返事をするだけで、親しくもない叔母さんの写真なんか、誰が

飾るっちゅうの??飾るわけがない・・・」

「そんなもんかね~」

「そんなもんよ、今の子(といっても40代とか50代)はあなた

が思ってるほど義理固くないったら。子どもの頃に相当お世話に

なった人なら別だろうけど・・・」

 

60超えた私さえも・・・親の写真を家に飾ってない。

自分の家族や孫の写真は飾っているのに・・・。(笑)