6/5 西口だん・だん

 

本日のだん・だんは、こんなふう。

 

絵は昔のカレンダーのお気に入りを取っておいたもの。

左から、上高地(かみこうち)、ケンタッキー州の牧場、

スイスのどこか、八ヶ岳倶楽部(=柳生さんちの林)

 

 

 

6/4 久しぶりに表皮が破れた

 

うちの母は、皮膚の表皮がすぐに黒くなってしまう人で、

なにかの拍子にこの皮が破れること・・・とても多し。

虐待でもなんでもなく、本人の体質である。

ちょっと触るだけで、黒くなるし、すぐに破ける。

施設にもそういう体質の人がいるし、うちに来る訪問介

護(=ヘルパーさん)のお客さんの中にそういう体質の

人が時々いるって言ってました。

 

ちょっと触っただけで、ペローリと剥けてしまう人がい

るらしい。うちの母もそういうタイプ。

自分の片方の手で、反対側の腕を触って、皮がむけて血

だらけになってしまうこともある。ほんとにちょっと触

っただけで皮が破れ、血だらけ。

 

最初は私も慌てたけれど・・・

私もいつものことだから慣らされてしまった。対処法も

訪問看護の人に教わっているので、今では全然驚かない。

返って、デイサービスの人の方が慌てる。デイサービスの

看護師さんは結構大げさに思うらしいが、母はそういう体

質で毎回毎回の破れに騒がなくていいってこちらが伝えて

いる。

処置法は、私のやるようにやってくださいと、ワセリンと

ガーゼ、穴あきプチプチビニール、筒状の包帯など渡して

いる。

 

◆久しぶりの血だらけ

昨夜は、新しく届いた車椅子(レンタル)に乗せようと母

の腕を持ったとたん、ニュルッと気持ち悪い感触がした。

うわっ!と思ったら・・・私の手も、母の腕も・・・血が

したたり落ちて・・・まただ~と思った。

母は認知症がひどく、痛みに鈍感になってるので、全然痛

がらない。ま、それはそれでありがたいことだね。

私が全然慌てないから、母も気づかないのかもしれない。

 

新しい小さい尿取りパッドを母の腕の下に置いて、自分は

手を洗いにいく。

コップに水を入れ、洗面器を持って、母の部屋に行く。

さっきの尿取りパッドの上に洗面器を乗せ、母の患部をき

れいに洗う。泡の石鹸つけて患部を洗い、コップの水をか

けて流す。ティシュで拭き取り・・・ワセリンつけてプチ

プチ穴あきビニールを巻く。その上にガーゼを乗せる。

それでもまだ血が出てくるので新しいアンネを巻き、その

上を筒状の包帯で覆った。

毎日この作業を繰り返すと、きれいに治る。

 

ただ・・・他の箇所もいくつか黒く膨らんでいるから破れ

そうだね。時間の問題か・・・。

 

ただね、ご飯をしっかり食べているから治りが早いの。

卵も2~3個あげちゃう、牛乳もしっかり飲んでもらう。

体質はしょうがないから、しっかりご飯食べて、自然治癒

力をつけようね。

高齢者の中には、こういう体質の人、いるんです。

歳をとるとどんどんこういう皮膚になる人。

施設にもいるでしょ。それは虐待ではないんです。こういう

体質の人、いるんです。だから、施設にたま~に面会に行っ

て、施設の対応が悪いなんて思わないでくださいね。

 

私なんか、寝たきりの母を少しでも動かしてあげようと、腕

の上げ下げしたり、曲げ伸ばししたり、車椅子に乗せたり下

ろしたり、寝たきりの体を少しまっすぐに寝かせようと動か

したり、車椅子の横に母の腕が引っ掛かってるから上げてあ

げようとか・・・世話を焼くたびに、母の腕を触るたびに、

あとからこうやって知らぬ間に腕が黒ずんでしまうの。

毎日いろいろ世話をやいてあげてる証拠なんです。

で・・・さっきも書きましたが、本人がやってしまうことも

ある。

ま、とにかく、栄養のあるものしっかり食べて、体の中から

治しましょう。

当の本人は・・・ちっとも痛くないようで、痛みを全然訴え

ません。ほっ。

これは、破れてから一日経った腕の様子。