ショートステイから帰ってきた日の母は、脚全体がむくみきって
いた。膝から下は特にむくんでいた。重たい重たい・・・
・・・まるで私の足のようだった。(笑)
(母の)あのカモシカのような足は・・・どこへやら?
おまけにお尻に、小さな床ずれがあった。(その床ずれは泡の
ハンドソープをつけて水で洗い流し、ワセリンを塗っただけで、
翌日には治った)
ショートステイに預けてむくまなかったことは、これまで数回だ
けだから、どこの施設に預けても母の足はむくんでしまうのだと
思った方がいいみたい。
よそに預けると母の足はむくむ・・・ぶくぶくむくんでしまう。
それが当たり前・・・と思った方がいい。期待しちゃダメだね。
家で右手以外がむくまないのは・・・たぶん食事の回数が少ない
こと。それと、私が母の脚を持ち上げて、上、下、上、下、よく
動かしているから(かな)。
自分のやってる介護は素人ながら母には合ってるとは思うが・・・
毎日やってると・・・しんどい。
ストレスが溜まってしょうがない。ストレスが風船だとしたら風船
はそのうち膨らんで膨らんで爆発する。だからショートステイに預
けるんだよね。自分のために、自分が気分転換しないと介護もやっ
てられないし。
でも・・・帰ってきたらむくんでいる母・・・
足がむくんでいる母を見るのは・・・正直・・・つらい。
ああ、またふりだしに戻るのかぁ~ってガッカリする。
家へ帰ったら、また、数回絶食から始める。水もあげない。
食べ過ぎだもの。
ほとんど動かないのに食べ過ぎ、飲みすぎ、糞づまり。
この循環の良さというか悪さというか。
もう割り切るしかないかな。
だって、きりんの家以外では、静かな母=自分から何も訴えら
れない母はほったらかしにされてしまうだけ・・・。
家族のように頻繁に話しかけて、ゆったりマッサージ=体をほ
ぐしてくれるのは「きりんの家」だけ・・・。
そのきりんさんに預けても、母はむくむ。うーむ・・・。
きりんの家の利用者さん(=母と同年齢の人)からも、うちの
母は「本当によく食べる人ですね~」と言われてしまった。(笑)
スタッフから見れば「何でも美味しい美味しいと言ってくれる人
だから、作り甲斐のある人」なんだよね。
ま、あそこは末期がんの人のお世話をしていることが多いから、
食べることは生きること・・・を痛感しているスタッフばかり
だと思う。
食べられなくなっている人を相手にすることが多いから、うち
の母のように全部食べられる利用者(ついでにお替わりまでし
てくれる利用者)は、スタッフにとってホッと安心できる利用
者なんだと思う。(命に関わることがなさそうな、まだ食べる
力があふれている・・・)
食べられることは生きること。
わかるけど・・・活動量がまったくない寝たきりの母に、普通
に食べさせなくてもいいのにな~と思うけど・・・。
誰よりも母が喜んで食べてる様子・・・。
スタッフのせいではなく、母のせいなんだよね。美味しい美味
しいと・・・もりもり食べるみたいだ。
ふくらはぎまで指で押したらペコリと沈んだむくみは、たった
2回分くらいの絶食で、だいぶとれた。
まだまだ運動させないと=私が母の足を持ち上げて交互に上げ
下げするなどの「リハビリもどき」をしてあげないとむくみは
完全には取れないだろうな。
私の体調良い時に、ちょっとだけ働きかけよう。
また、(母の足が)細くなって、一人でお尻が少しだけ上がり、
一人で運動っぽいのができるようになった頃に、またショート
ステイ・・・なんだよね。
このむくみが取れて細くなるように私も頑張るから、今の状態
をご確認ください。
パンパンにむくんだ左足
上から見ると・・・左足に、足首がない
偏平足
右足
右足
左足
むくんだ左手
右手はむくみもあるけど、だいぶ硬縮してます
この手は、ショートステイに関係なくいつもこんな感じに
むくんでます
左下は私の手 上は母の右手
母の右手 (ほとんど動かない)
きれいなバケツに水をたっぷり入れて、洗面所で母の手をゴシゴ
シ洗う。何度も洗う。指の腹からも、指の横からも、掌(てのひ
ら)からも垢がいっぱい出てきます。
何度もすすぐ。バケツも内側に垢が残るので何度もきれいに洗う。
用心しないと、母の皮膚はペロ~ンとむけそう。
このあと、ワセリンに水をつけてさっと練って、母の肌に薄く塗
ります。
////////////////////////////////
■ 1ヶ月半前の足の様子
2019/3/18 の 母
足がむくんでないと少しは運動できるし、おむつ替えの時に
お尻をほんの少し上げてくれる・・・それだけで介護が楽に
なる。
これは1ヶ月半前の様子