おいしい食パンやさん

 

わが家に来る(母の身体介護をしてくれる)ヘルパーさん

のお嬢さんが管理栄養士だそうで、休みの時に大宮そごう

の南側のお店で(並んでようやく)買えた食パンが、この

うえもなく美味しくて、美味しくて・・・

焼くのではなくちぎって食べるのが美味しい!・・・と。

 

すごい行列だそうで、並んでまで食パンだけ買う人の気が

しれん・・・って、(私は)ずーっと思っていた。

 

今朝、大宮駅東口の高島屋で、今日限定のお菓子を販売し

ているというので・・・私は忙しいので、夫が行ってあげ

よう!と・・・初めて高島屋に行ってくれた。

大宮に住んで19年になるが、夫が高島屋に行ったのは・・・

あはは、初めてかもしれない。

 

西口(側)に住んでいるので、大宮そごうで用が足りるか

ら、高島屋に入ったことがない・・・。

 

その高島屋で、毎月第一と第三月曜日、乃が美(のがみ)の

食パン2斤が800円で限定販売されていることを、今朝出がけ

にマンションの友人から教わった。

ヘルパーさんが教えてくれた食パン屋と、高島屋で限定販売

される食パン屋さんが同一だとは・・・最初気づかなかった。

 

あとで、高島屋で月2回だけ限定販売する食パン屋さんは、

大宮そごうの裏の方でパン屋さんを営業しているよ・・・と

教えてもらった。

もしかしたら・・・同じお店かな? でも大宮西口にパン

屋さんとして営業しているのに、さらに東口の高島屋で売る

かな~と半信半疑だった。

 

それに、日本でトップ10に入る食パンのお店。。。という

のが、私にはぜんーぜん信じられなかった。こういう甘い

ことばには裏がある・・・と疑ってしまう。私はだまされ

ない。ストップ ザ ひがい。

 

あはは、と言いながら・・・

夫には、「2斤で800円だそうだから試しに買ってきて

ください」・・・って電話で頼んだら、ら、ら、

「なんで買わなきゃいけないんだ、そんな高い食パン

なんかいらない。きみも買ってくるなよ」と怒ってる。

 

買わなくてもいいから・・・

だん・だんの仕事が終わってから、場所だけ確認してこよ

うとビックカメラとそごうの間の道を自転車こいだ。

見つけられなかったら道行く人に聞こうと思っていた。

それだけ行列ができるパン屋さんなら、そこらへんを歩く

皆さん、きっとご存じでしょうから聞こうと思っていた。

 

ちょうど曲がったら、幟が見え、なんと!ちょうど探して

いたお店が角っこにあった。なんだ、ここ?!

 

 

「え、ここ?」

ここ、車で時々通っている。

通ってるけどパン屋に気づいたことがない。右のマンシ

ョンは見てるし、駿台の塾にも気づいているけど、パン

屋に気づいたことが一度もない。

わたしゃあ、何を見ているんじゃい・・・。

 

 

 

もう2時半くらいだったから行列にはなってない。

紙袋をさげて出てきて、自転車に乗ろうとしていた女性

に、「すみません、ちょっとお聞きしますがここは予約

をしないと買えないお店なんですか?」と聞いてみた。

 

「いいえ、今の時間ならすぐに買えますよ」と教えてく

れた。

 

他にはどんなパンがあるのかな?と思ったら、食パンし

か売ってない。それもレジの所に紙袋が置いてあるだけ。

え、こういう売り方してるの?

へー!

食パンが入った「紙袋」だけで営業が成り立つのか・・・

へー!!

よく読むと、焼かないでそのままちぎって食べてください

・・・と書いてある。

へー 世の中にこういうお店があるのかぁ・・・

すごいカルチャーショック・・・みたいに感じだった。

 

 

 

並ばないで買えそうだから、紙袋1つ頼んだ。

どういう買い方をすればいいのか、最初分からなかった。

別に2斤でなくても、試しに食べてみるんだから1斤で

いいんだけど、そういう買い方はできないようだ。

「1つ ください」

「864円です」

 

食パンなのに・・・ずっしり重い。

2斤ってこんなに重かったっけ。

ほんとに美味しいのかなぁ??

なんだか半信半疑で家に持ち帰った。

 

夫は「買うなって言ったのに買ってきたのか、無駄

遣いをして」・・・みたいなことを言った。

「いいじゃない、試してみましょ。だめなら今度から

買わなきゃいいんだから」

 

「ちぎって食べるんですって。今日よりも明日の方が

美味しくなります。常温(20~25℃)では4日間。

それより長く保存したい時は冷凍庫で・・って書いて

あるわ」

 

「これ、すごくおいしい!」続けて

「こんなにおいしい食パン、初めて!!」・・・(夫)

 

「ちょっとちょっとー。さっきぼろくそに言ってたの、

だれね?」

「あ、僕かな。さっきまでそのようなこと、言ったよ

うな気がする。まさか、こんなおいしい食パンだとは

思わなかった。こんなの、食べたことないもん」

 

「ホントにおいしいね」