10/10 西口だん・だんの日

いつもはだんだんにいらしたお客様のことは書か

ないんですけど、今日は皆様すごく明るい方なの

で少し載せたいと思います。

 

(1)ふるさと盛岡の特養で、お元気でのんびり暮

らしているお母様を、月に一度律儀に、さいたまか

ら奥様と訪問している方(男性)。

一人で遠距離介護をしている時には、毎月ふるさと

に帰るご主人に、奥様から「自分と母親とどっちが

大事なの?」と言われたこともある(そうな)。

あの年齢で(失礼しました!)今でも奥様からこん

なに愛されているご主人なんてうらやましいですね!

だから、今ではご夫婦で毎月行っている・・・と。

親孝行だけでなく、自分たちも元気なうちに楽しも

うと、盛岡訪問のついでにレジャーも兼ねている。

 

今日は東北各地をハイキングされ、楽しんでいらっ

しゃる画像をタブレットで見せていただいた。

 

お母様を特養に入れてから、遠距離介護の大変さが

無くなり、自分たちの体力にも気力にも余裕が出て

きて、月に一度は親孝行しに帰るけれど、ついでと

言っちゃあなんだけど、盛岡まで行ったんだから、

旅やハイキングを計画し、夫婦で旅を楽しんでいる。

車の中でも使える小型の(ミニソーラーパネル)充

電器?蓄電器?でどんなことができるか日々実験中・・・

とのこと。

そして、笑っちゃうのは、息子さんの画像を見せて、

今の関心事=「うちの息子にイイ人いませんかぁ?」

と言うものだった。ふふふ

あはは、西口だん・だんは、そのうち、代理婚活も

始めたりして・・・。(笑)

 

(2)お稽古帰りに寄った方(女性)

半年前、数回、だんだんにいらした方。

ふるさと出雲(島根県)の大きな家に住む、お元気な

お母様。まだ畑作業もなさっている。

認知症があって施設に入っているお父様を九州在住

のお姉様と姪っ子、さいたま在住の自分で面倒みたい。

せっかく大きなお屋敷があるし、自分たちも子どもが

成長し余裕ができたので、順番に出雲の実家に戻り、

お父様を施設から実家に戻し、両親の面倒を見てあげ

たい。

以前、お父様の施設でピアノを奏で、歌を歌ってあげ

たら、利用者さんが大変喜んでくれたので、そういう

自分の特技を向こうで生かしたい。

自宅を地域に開放して、笑顔いっぱいの家にしたい、

人が集まる家にしたい・・・とビジョンをにこにこと語

っていらした。

まずは、半年後を目指して頑張ります!と。

 

今日お稽古帰りに西口だんだんに寄ってくださった。

「半年の間にいろいろ変化があって、姉や姪っ子の

協力が得られなくなった。ですから半年後(つまり

ちょうど今頃)に出雲に帰って父親を施設から家に

戻し、わが家を地域に開放、地域の皆様ウェルカム

は・・・前に進んでおりません。難しいですね」

って。

でも、月の半分は出雲に戻って、両親のサポートして

いますって。

自分たち夫婦は埼玉出身者ではないから最後まで埼玉

に住まなければいけないという理由はないし、自分は

親を見てあげたい気持ちも体力もまだあるので、アン

テナ張って情報いろいろ得ながら検討し、前に進みた

いと思います・・・って。

 

(3)大宮東(おおみやひがし)・社協(社会福祉協

議会)の方、民生委員や広報もなさっている方が取材。

大宮東社協だよりに、だんだんの様子を載せたいと。

 

以前にもお見えになったので、だんだんのスタッフも

その方のお顔を覚えていた。あと15分で、本日のだん

だん閉店という時刻にお見えになった。

 

日本ケアラー連盟(代表は大宮在住)やケアラーズカ

フェ、介護者カフェなどいろいろな介護者支援の取材

をしています・・・って。

お顔を写してはまずいですよね、とおっしゃるので、

今日は深刻な話はありませんから私たちの顔を写し

ていいですよ・・・とお答えしました。

それでも、笑顔の写真は載せない方がいいですよね

・・・と。

いえいえ、ここに来たら元気になって帰れるんだな

と思っていただきたいので、笑顔の写真を載せてく

ださい・・・とお伝えしました。

 

2018/10/8  安曇野(あずみの)のナナカマド

 

2018/10/6 栂池自然園(標高1900m)のナナカマド