◆昨夜は、鳥取県米子(よなご)在住の、叔父と
何年ぶりかで電話で話した。
おじさん、さっき電話くれた? お久しぶりです。
〇です。・・・(私)
どこの〇?・・・(叔父)
埼玉の〇です。〇〇屋(=田舎の屋号)の〇です。
おお、〇か。久しぶりだのう。元気でやっとるか?
わしゃあ、電話なんか かけとらんでー。
そう? おじさんの携帯から、さっきかかってたよ。
えー?そうかぁ?かけとらんで。あれ?かけたかも
しれん。いや、かけとらんでー。かけたか、かけと
らんか、わからんわー。
そうか。・・・おじさん元気? おいくつになった?
(私は、叔父が少し認知症に入ったかもしれんと思った)
91。もうすぐ92だわ。
そうか、元気で長生きしてるんだね。
元気でもないけどね。なんとかやってるよ。
△おばさんは、お元気ですか?
△おばさんは元気じゃないよ。ちっともわからん
ようになって、認知症ひどくて、世話が大変だ。
あんまり なごうないだろうな。
おじさんが旦那さんだということは分かるの?
それは分かるみたいだが・・・。
おじさん、頑張っているんだね。
ま、それが仕事みたいなもんだがな。それがない
と自分も動かれんようになってボケるかもしれん。
大変だとも言ってられん。
ふーん、おじさん、偉いね~。
それはそうと、姉さんが亡くなったので、久しぶり
に隣の県へ息子の運転で葬式に行ったんだけど、出
席者がみ~んな頭がはげとったり真っ白になってい
たんで、誰だかさっぱり分からんようになっていた。
いや~驚いたよ~。
ふふふ、そうですか。長生きしてくださいね。
(叔父は、まだ認知症ではないな・・・と思った)